Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

逃げなかった人の眼差し、そしてタッチ

今週のお題「読書の秋」に寄せて。

 

木下晋という画家を、私は知りませんでした。

正確には、「祈りの心」という本の表紙になった
手を描いた作品を目にしたことはあったけれど。

ストーリーや言葉を超え
何か圧倒的に語りかけてくるもの。
「ハルばあちゃんの手」の絵の一つひとつに
どうしてこんなに心が揺さぶられたのかが
松岡正剛氏のこの記事で
少しわかった気がしました。

1524夜『祈りの心』木下晋|松岡正剛の千夜千冊

https://www.instagram.com/p/BZzu8euh7IT/

昨日、本屋さんで出合った絵本。公の場なのに、目の潤むのを止められない。精緻な鉛筆画が描き出す、手に刻まれた人生。光と陰を超えて貫かれた大切なものが、そこからとめどなく、美しく流れ出してくる。ココロ揺さぶられる一冊でした。

 

描くことを通じて、自身が抱えた確執と
あるいは、人がしてきたことと
正面から向き合い、逃げなかった人が描く
人生だからなのだと。
そして、
その眼差しと、手を通じて表されたものには
もはや、言葉さえ要らないのだと。