Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

不思議な後味

先日の『Babies』という映画は、感動以外に
何か不思議な後味があるなと思っていたのですが
鑑賞後数日経ってから読んだ
付属していた小さなリーフレットのコラムの中の

多様な文化を身につける彼らを通して、不思議なことに、私たちは自分の文化を異文化として眺めるようになる。

という言葉に、その感覚が言い当てられているように感じました。

そう、日本の赤ちゃんや、馴染んだ風景、習慣が映っているのに
その文化に帰属している感覚ではなく
他の3国の赤ちゃんたちの姿同様
どこか異文化に触れるように眺めていたその余韻が
暫く続いていたからだったのだと。

4人それぞれの成長を
赤ちゃん目線の低いアングルで交互に写し出していった
その構成のせいでしょうか
あるいは言語の介在なく集中した時間が続いたせいでしょうか
その理由は定かではありませんが
どこにも帰属していない
私の中の文化の尺度みたいなものが
一時リセットされたような
その体験はとても新鮮でした。

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もうひとつ、リーフレットで印象に残ったのが
この映画を数年後に観た、モンゴルの男の子の言葉。

この映画は、ぼくのこと、空のこと、空の音について話してる。

もう、それだけで
モンゴルの青い空の中の彼の姿が瞼に蘇って
草原を渡る風の音まで聴こえてきそうで
子どもの言葉って、やはりスゴイと
新たな感動を覚えています。

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 彼はきっと、空と共に生きているという
豊かな感覚があるのでしょうね。