Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

途方に暮れる感

昨日、手のターンアウトのワークをしていて
「右肘は回っていくという感じが確かにあるのに
左肘は絶望的にそれが無い。」
と仰る方がいらっしゃいました。
もちろん、本当に絶望しているということではなく(笑)
その位、感じられていないところがあるということで
何か途方に暮れるような感じなのだと。

その「途方に暮れる感」は私自身も幾度も感じてきて
(今も色々そういうことはあって)
でも、それが「操作しよう」とする中で
無意識のうちに邪魔をしている
どこか違う個所の働き過ぎであったり
先走り過ぎた働きに気付く前の
真に身体に聴く場に立った時の
居心地のようにも感じています。

実際、その日のワークの中でも
そのように仰いつつも
右をワークする際には生じない
親指ラインの緊張や
ターンアウトさせようとすると
縮まってくる母指球の表情が
右手のそれとは違うということを
動かしながら仰っていらっしゃいました。

そして、そんな時は
ひとつ前の段階に戻って
指を回すワークなどに
じっくり取り組んでみると良いかもしれません。

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涼やかな色が嬉しい今日この頃

 

そんな風に、少し進んではまた戻って
最初にそこを通った時には未だ無かった視点も
持ち合わせながらそれに向き合った時
また少し違うクオリティの動きとの出合いがあり
身体との対話が広がる。
そして、順番が大事ということが
より骨身にしみてくる。

そんなことを繰り返しながら
それでも徐々に邪魔をしているものが手放されて
動くようになるようには
到底思えなかったようなところや
働く感覚が皆無のようなところに
本当に少しずつそれらが生まれてくるのを感じる度に
やはり感動を覚えます。

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