Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

プラズマーレ―特別展「タイ~仏の国の輝き~」から

土曜日に、東京国立博物館で開催されている「タイ展」に行ってきました。


f:id:blissfultouch:20170716083502j:plainタイ展 図録

 

タイに住んでいても、
そのすべてを観て回るようなことは難しかった
タイ各地の仏教美術に触れられる貴重な機会(^^)

ワット・スタットのラーマ2世自らが
チーク材に彫刻を施した大扉だけ
撮影が可能でしたので撮ってきました。

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さる、鳥、ねずみ、ムカデなど様々な生き物たちも
精緻な彫刻で表されていますが
かつてバンコクでみたときは
こんなに近寄って観ることができなかったので
改めて間近で拝見して
いったいどうやったらこんな風に彫ることができるのだろうと
ただただ感心しつつ
以前、現代思想という本のリハビリテーション特集で
宮本省三氏と河本英夫氏『人間再生のために』という対談の中
で話題になっていた「プラズマーレ」というイタリア語についての
お話を思い出しました。

それは「プラズマーレ」という言葉なのですが、これは動詞で「形作る」、「造形する」、「イメージに具体的な肉付けをする」、「生命を与える」、「訓育する」、「精神を形成する」、「人心の教化をはかる」とか非常に複雑な意味があって、日本語には対応しない言葉です。例えばミケランジェロの彫刻から強い生命力を感じたときなどに、「ミケランジェロは芸術家としてプラズマーレする能力が天才的に高い」というふうに使います。

 宮本省三×河本英夫『人間再生のために』
現代思想 2006年11月号 特集=リハビリテーション

 また、その件を掲載して下さっているブログがありましたので
ご紹介させて戴きます。


この対談で語られていることには、
当時の私も色々と感ずるところがあり
また、そういうところから活路を探ってきたことが
ナチュラリゼーションとの出合いに繋がっている面も
多分にあると感じていますので
たまたま観に行った「タイ展」で
その言葉を想起させられるということにも
何か縁のようなものを感じさせられました。

仏足跡の図様に足裏の宇宙を感じたり
仏像の手足、仏陀遊行像のしなやかな立ち姿に美を感じたり
猛暑の日の涼やかなひと時でした。

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