Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

誕生月に

公私ともに新しいフェーズに向けて
色々とやることもあったり
人と会うために出かけていたりもしているこの頃ですが
ゆったりとした大きな流れの中での
シーンの変わり目の気配を覚えながら
迎えた誕生月です。

f:id:blissfultouch:20170704010258j:plain久しぶりに、銀座にて。

10年前の自分に、今の自分や世の中が想像もつかなかったように
10年先のことも想像がつかないけれど
歳を重ねるということは、その分だけ
いとおしく思えること、ありがたく思えることが
増えていくことなのかもしれません。

それは、新しく手に入れた…というより
過剰なものがそぎ落とされていく中で
彫刻のように、少しずつ現前されていく
すでにあったものを尊ぶ感触のように感じています。

ナチュラリゼーションと共にある日々の中で
ずっと遠くの地平を見渡す眼差しが育つほどに
足元の感触が豊かになっていくような居心地で
長田弘さんのこの1節を、よく思い出すこの頃です。

遠くを見る眼というのは 、いま 、ここに在ることの 、存在の感覚を鋭くします 。眼を上げて 、遠くを見る 。わたしたちはしばしば 、そうやって遠くを見ることで 、自分の場所 、自分の位置を確かにしようとしてきました 。そうして 、眼を上げて 、遠くを見て 、思い知るのは 、人間の本当の大きさです 。自我をひたすらに大きくすることを成長とよびがちですが 、遠くから見れば 、人間の自分というのは 、 『暗夜行路 』の主人公の言葉で言うと 「芥子粒ほどに小さい 」 。 「あどけない話 」の 「ほんとの空 」の下では 、人間は小さな存在です 。人の慈しみというものを育ててきたのは 、きっとそういう人間の小ささの自覚だろうということを考えるのです 。

長田弘「なつかしい時間」/岩波新書

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f:id:blissfultouch:20170704010243j:plain今年は本当に薔薇が次々と、そして長く咲いてくれます。

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どこか星空を思わせるような紫陽花。もうすぐ七夕ですね★ミ

 

7月、8月の出張講座の日程も決まり
次回の講座まではみなさんに感じていること等を
自由に言葉に表してみることを
ひとつ課題に出しました。

感覚的なことは、言葉には表しきれないけれど
それでも、じぶんの言葉にしていく中で
整理されたり、発見したりすることも
やはり、ある様に思うのです。

 

 

 

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