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Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

手についてのあれこれ

このGW中、ワークしつつ読んでいる本も
ふと、思い出して再読している本も
「手」がテーマになっているものです。

 

 「手」の不思議 (PHP文庫)
手について様々な角度から平易な文で解説された
まさにミニ百科という感じですが
その中で、指の名称についてまとめられた表が印象に残りました。

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解剖学用語までは知っていましたが
「食指をそそられる」というような際に使っている
「食指」がどの指か、どこから来た言葉かなどを知りつつ
また、他の表され方やその意味をあわせて
言葉から指を考えてみるのも面白いですし
手がテーマの本ですが、思いがけず裸足に関しての記述もあり
紹介されている野田先生の著書にも関心を持ちました。

無名指(薬指)の語源については
こちらに解説が。

無名といっても、それは蔑ろにされてではなく
大切な指だから敢えて名をつけないということなのですね。

薬指は、私にとってもちょっと特別な指。
タクティールケア、マニュアルリンパドレナージュ、
そしてさとう式リンパケアと
微弱なタッチを用いる手技を学んできたので
その過程で「触れること」「触れられること」の質感を
色々と探究したりもしたのですが
私の中では、やはり薬指が一番繊細に対象を感じ取ったり
逆に、繊細に触れることができる指なのです。
それは、独立して動かしにくい指だから
意識が邪魔をしないのかな…と、思ったりもしています。

 

もう1冊はしあわせる力 角川SSC新書 禅的幸福論

「むすんで、ひらいて」というお馴染みの童謡についての
玄侑宗久氏の考察をもう一度読んでみたくなったから。

今回、印象に残ったのは、そのあとがきです。

塗り重ね、積み重ねることで技術や思考は進歩をもたらす。しかし、心は、塗り重ねるほどに明度が落ちる。生まれ落ちたときの最も鮮やかな心が、次第にくすんできてしまうのである。
 むすんでひらいて手を拍つ、というのは、当初の最も柔らかくて強い心を取り戻すプロセスと思えばいいかもしれない。

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そんなことを思いながら手のワークをしていると
それは、心のくすみも落としていく行為なのかもしれないなと
感じたりもするのです。

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