Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

カオスを歩く

朝のウォーキングを暫く続けてみて
今、歩くということに
良い意味でのカオスが訪れています。
つまり、わからなくなる(笑)

でも、このところ色々な変数を与えてきたのは
始めにフォームとしての理想やイメージがあって
そこに自分の動きをあてはめていくためではなく
手を変えていくことで
どういう動きの選択肢が生じてくるか
むしろ、足の運びがわからなくなることを
待っていたような感じなのです。

変ですよね(笑)

でも、私個人的には
それは極めてナチュラリゼーション的なように思うのです。

週末あたりから、無性に足の脱力のワークと
スパイダーがしたくなって
また、少し股関節まわりの感触が変わってきたり
そのリラックスした脚と
上半身の調和とが
あるバランスで結びついたとき
心地よい脚の重さと共に
ダイナミックアーチによって推進力を得られるだけでなく
アーチの微かな働きで導かれてもいくかのような
何かとても気持ちの良い感覚を覚える
動きのパターンが生じてくる。

でも、それはまだゆっくり歩くとき。
日常的な歩行のスピードになると
わからなくなる(笑)
でも、そのわからないの先に
私にとっての心地よい歩きが
訪れるように思うのです。

そして、また少し
お尻が柔らかくなった気も(笑)

また、ひとつのフェーズの臨界点が
近付きつつあるように感じていて
今月は偶然ですが
京都でナチュラリゼーション修行(笑)の予定もあるので
それが良い刺激になってくれるような予感がしています。

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初めて歩き始めるような、歩行の形成の場面では、全身の筋肉のうちどれを活用し、どれには力を入れなくてもよいというようなことが、本人にあらかじめわかっているわけではありません。またある筋肉を収縮させるときには、どの筋肉を弛緩させなければならないかも、本人はわかっている訳ではありません。しかし歩行の実行をつうじて、それはおのずと決まってきますし、おのずと形成されてくるのです。これは意識による認識をつうじて決まってくるものではありません。
 そのとき歩行の実際の作動をつうじて、その作動に必要な身体部位の要素が、そのつど決まってきます。精確にいえば、作動をつうじておのずと要素の集合が決まってきます。システムの要素として、あらかじめ身体が想定されているのではありません。
飽きる力 (生活人新書 331) 」河本英夫/NHK出版 
第2章 動きながら育つ より

 

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