Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

「重さ」の実感

時々、仕事の合間などに発達関係の本を読みます。
でも、何かを知るためというより
むしろ、思い出すことがしたいのかもしれません。

胎動の感触は、不思議なことに
何十年経っても薄れない記憶です。

上の子と下の子の時のその活発さの違いとか。
下の子は、あー、今足を突っ張っているなあと
何となくその足の形すら感じ取れそうなくらい
グイグイ押してきていたのを思い出します(笑)

胎児の頃は、そうして結構動かしていた手足も
生まれてきて暫くは重力に抗するほどの筋力が無いから
同様には動かすことができないし
アタマも正中位に保つことが難しいから
向きたい方を向けるとも限らない
生まれてすぐに感じる自分のカラダって
「重さ」の実感でもあるのかな…と。

 

「重さ」というと、
何となくネガティブなイメージを抱くかもしれませんが
ナチュラリゼーションの脚の脱力のワークをした後は
重力に縛り付けられるような動きの鈍さとしての重さではなく
「質量」としての脚の重さを感じ
それによってグラウディングしつつ
柔らかく、密に地面を捉えて立っているような
安心感とも言えるような心地よさを
いつも、まず覚えるのです。

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3か月くらいになってアタマを正中位に保つことができ
手足もある程度動かせる力がついてきて
顔や口元に両手が近付いて
それが見え、また動かしたり、しゃぶったりしながら
視る機能も育まれていき
やがて、じぶんの手に気付くとき
それは単にその時点での発見というだけでなく
胎児の頃にはただ感触で捉えていたものとの
再会のような感じでもあるのかな…
などと、つらつら想像しつつ
そんな風にじぶんの手を眺めたり、動かしたりしていた
娘たちの姿を妙に鮮やかに思い出したりもします。

 

物心ついてから
まして、おとなになってから
赤ちゃんのように自分の身体や動きに出合っていくということは
とても難しい事でもあるし
全く同様ではないけれど
それでも、赤ちゃんの頃はどんな風に感じていたのだろう
ということに想いを巡らせたり
子どもたちの成長の記憶をたどると
また少し、動くということの中で
別様の選択肢が生じてくることもあるのです。

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