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Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

口を開けるという動き

これまで幾度か取り上げてきた
人体 5億年の記憶: 解剖学者・三木成夫の世界 」には
三木成夫氏の観ていた世界に少しでも寄り添おうとする際の
「肝」となるような言葉の引用がなされているのが
とても有難いところですが
今日は、その「人体の中の『植物』」の章で
取り上げられている言葉をご紹介させて戴きます。

 

「頸は舌とともに脊椎動物の上陸に際して現れた、ひとつの新しい形態である。それは…鰓呼吸の停止つまり鰓腸の退化によって出来たひとつのくびれであるが、これによって、この領域にしだいに可動性が現われ、その結果「顎」を自由自在に獲物にまで移動させることが可能となる。」(『生命の形態学』、105ページ)

口を開けるという動きや
捕食に関わる器官は
そもそもどういう風に生じてきたのか。

今私たちにある器官やその現在の機能だけで
動きを捉えるのではなく
「運動の原形」を辿りつつ
更に進化のプロセスにも少し目を向けると
その動きの本質が垣間見えてくるように思うのです。


そのような視点も加わると
ナチュラリゼーションの顎のワークのポイントとして
お伝えしている事も更に
「腑に落ちて」くるのではないかと思います。

 

そして、もうひとつ忘れてはならないのが
腑に落ちたとしても、そこで安心しないことでしょうか(笑)
それはひとつの参考に過ぎず
動いて、感じて
その本質に近付いていくことが主題なのです。

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