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Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

人体 5億年の記憶: 解剖学者・三木成夫の世界

楽しみにしていた
人体 5億年の記憶: 解剖学者・三木成夫の世界 も届きました。

時折、アートととも結びついていくような解説と共に
三木成夫の世界…全体像がとても分かりやすくまとめられていて
これまで三木氏の著書等に触れたことがある方も
無い方も楽しめる内容だと思います。

私がナチュラリゼーションに出合うことに繋がったのは
それ以前に寝返りなどのワークを取り入れていたこともありますが
もっと遡れば、やはりこの三木氏の
「個体発生は系統発生を繰り返す」という視点からの生命観に
触れていたことも、大きく影響していると思います。

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この本の中では例えば

「水の中では胴体で行われた前進運動が、陸上ではもっぱら四肢にゆだねられる」
という三木氏の言葉について

ならば、体幹にあって体幹を動かす、という筋肉もあるはずだ。それは、生物の進化の歴史でいえば、魚時代の筋肉ともいうべき、歴史の古い、由緒正しい筋肉、ということになる。四肢の筋肉のような「新参者」の筋肉ではない

というような感じで、その言葉を掘り下げつつ面白く解説してあったり

「この関係は、動物の上陸とともに大きくかわる。つまり、最初のえら骨(顎弓)を残して、後のものは著しく退化し、そこにひとつのくびれ、つまりくびができるのである。」
という言葉には

首は、このようにして、生き物のからだに登場した。つまり頭部と胴体の間に、それを繋ぐものとして、新たに現れたのが首ではなくて、逆に、現れたのではなくて、何かが消えた。それによって結果として残ったのが、首という形態だったというわけだ。

という具合に、わかりやすく表現してくれていたりします。 

そんな三木氏の視点に触れると
魚や動物の動き、乳幼児の動きに私の関心が
自ずと向かっていったということも
先の記事で顎のワークをしながら、鰓の筋肉がその役割を変えながら
顔や喉の筋肉に変身した図を思い出すと言った理由も
お分かりいただけるかもしれません(笑)

 

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