Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

「目的」というフィルターを外して

 

これは、既知のエクササイズの良し悪しということではなく
知っているものと結びつけてしまうことによって
それと同じような動き方をしてしまったり
違う「目的」というフィルターが
かかってしまう面があるように感じていて
それは、ナチュラリゼーションでの体験の幅を
狭めてしまうと思うからなのです。

ダンス経験が長いほど、おとなになるほど、
あるいは、知識が豊かなほど
「まっさら」なじぶんで体験するのは難しいものかもしれませんが
でも、それができるほど
ナチュラリゼーションから得られる気付きは
豊かになっていくように感じています。

私個人的には、「スパイダー」のワークの後に
2番のグランプリエをするのが好きです。
でも、だからといって
スパイダーをしている最中に
「これがグランプリエに役立つんだ」とか思いながら
ワークしている訳ではありません(笑)

むしろ、そういう「目的」や「括り」をなるべく持たずに
動きを感じることに集中する。

感じるところは、どこかの部位であることもあるし
全体の感触であったりもするのですが
そんなことを続けているうちに
ある時、フッと違う動きの選択肢が生じてくる。

その調和に沿って動いていくうちに
それまで、どうもここでロックするなぁと感じていた
そのロックがかからずに動いていける軌道が生じる
全体の調和の感覚が育ってくる。
感覚があたたまってくる。

その感覚があたたかいうちにグランプリエをしてみると
意識しなくとも、違う動きの世界が広がっているのです。

まさに、勝手にターンアウトされていく
勝手にダイナミックアーチに乗ってしまう
勝手に股関節がしっかりはまりながら回っていく
そんな感じで(^^)

 

そして、それは先日の記事でも引用させて戴いた通り
言語を習得していくときと似ていると感じています。


私の場合ならタイ語ですが
はじめ日本語で考えて翻訳していたものが
その環境に身を置き
膨大な数の手紙やら小論文やらを書いたり
ひたすら会話や読み書きをしているうちに
考えが立つ時点で既にタイ語になっている。

そのタイ語脳ができていくプロセスと
通じ合う感触があるから
どこか懐かしくもあるのです。

 

と、いうことでタイの風景で
今日の徒然をしめくくりたいと思いますが(笑)
今は「ナチュラリゼーション語」の習得過程にいると
言い換えても良いかもしれません(^.^)

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