Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

教えないで、育てる

教えないで、育てるというのは
それを体験してみないと
なかなか理解できない感じかもしれません(笑)

例えば、先月のまつじゅん先生との会話の中で
「最近どうですか?」と尋ねられ
私は私がその時点で課題に感じていたことについて
具体的には何も言わず
「うーん、ちょっと伸び悩んでる感じです(笑)」
「そうですか(笑)」
で、終了。

でも、何故そこで具体的に話さなかったかと言えば
今、取り組んでいる事の中に
必ず次のステップへ飛躍する種があるということを知っているから
立ち止まっているその場所を
じっくり味わい、様々に感じてみるしか
自分の芽は伸びていかない
そして、その時課されている事自体がヒントなのだ
端からヒントや答えを尋ねる気持ちは無いわけです。

その月のレッスンの中で感じ
その後も様々に動いてみて感じ
ある時フッと発芽している種を見つけたように
その時取り組んでいるワークのひとつに
違う動きが生まれているのに気付く。

その発芽している種を
また、ゆっくり自分で育てているうちに
先月、伸び悩んでいるように感じていた
壁を越えていくだけの苗へと成長する。

その苗を伝って壁を乗り越えると
もう、そこに壁は存在せず
何故、できなかったのかが
それまでの体験と結びつきつつ
結びつくことによって
更に枝葉が伸びていくように
例えばダンスの中の動きへと
それが繋がっていくのです。

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それは、自分にとって豊かな体験になると同時に
ナチュラリゼーションをガイドしていく上でも
大きな糧になっていると思います。

ナチュラリゼーションが育んでいるのは
動きや身体だけでなく
そのプロセスのすべてが自立のためのチカラを
育む時間でもあるのです。