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Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

週末のセッションから

土曜日のセッションのあとベッドを畳んで

日曜日は調布からいらして下さった小学生の方の

初めてのセッションからスタートしました。

Img_4201

ダンス関係のクライアントさんのセッションは

施術を行わないケースが増えてきていますが

一方では、リンパケアを主体とした

施術のみのセッションも時折あります。

昨日の午後は

学生時代にいらして下さっていたクライアントさんの

お母様がいらして下さいました。

色々とお辛いことがあって

気付いたら、あるひとつのお菓子だけを

無性に食べ続けるような感じで

食事も満足に摂れず

身体にも様々な不調が生じ始め

これではいけないと退職なさって半年弱

そろそろ次の仕事を考えなければという時期

その前に身体をちゃんと整えてからということで

お越しくださいました。

お仕事を続けていらした時は

よく生じていたぎっくり腰も

最近では稀になってきているそうですが

ちょっと外出しただけでも

すぐ脹脛が硬く張ってしまったり

攣るようなこともあったりしたそうです。

タンパク質やミネラルが不足していても

そのような症状が生じることがあるというお話をしながら

ご自宅でセルフケアをする場合のやり方もお伝えしつつ

リンパケアを行いました。

触れたり、呼吸したり、ゆらしたり

小さな働きかけに応えるように

ふっくらとしなやかな感触になっていく筋肉を

触れて感じて確認して戴いたりもしながら

色々とお話を伺いつつのひと時でしたが

セッションが終わるころには

「自分の身体を信じることができる」

といったようなお言葉もあり

前は笑おうとしても強張るようだった頬も

自然と口角が上がる感じと

朗らかな表情でお話しくださいました。

他の気になる症状で地元の医療機関を巡った際のお話なども伺いながら

必要だったのは、ちゃんと話を聴いて、触れて確認して

向き合って戴けることだったのではないかと

感じる面もありました。

 

 

じぶんでできる

小さな動きや、撫でる、触れるといった気持ちの良い、継続的な働きかけに

応えてくれる「身体が本来持っている良くなる力」があります。

必要な栄養を摂り、循環を促し

そして、仰っていらしたとおり

「身体を信じられること」もまた

そのはたらきを大きく助けてくれることと思います。

 

〈いのち〉の自己組織: 共に生きていく原理に向かって

私が今読んでいる

「〈いのち〉の自己組織: 共に生きていく原理に向かって」

という本の中で、著者の方は

「はたらき」という言葉を

「働き」と「活き」という2つの言葉に分けていらっしゃいます。

「働き」や「働く」には意志があるけれど

「活き」や「活く」は

意志は無いけれど「存在し続けようとする能動的な活き」なのだと。

上に、私がひらがなで書いたはたらきは後者です。

その「活き」という視点で

身体を、社会を、世界を、そして地球を眺めなおしていく。

まだ、読み始めたばかりですが

「与贈循環」という言葉と共に

心に残った文を、一部ご紹介させて戴きます。

〈贈与とは贈り手が自己の名を付けて与えること、

与贈とは自己の名を付けないで居場所に贈り与えることです。

自然においては、生きものはみな与贈をしていると言えます〉

地球に多様な生きものが共存在できる「〈いのち〉の居場所」が広がってきたのは、

〈いのち〉の与贈循環によっています。

その〈いのち〉の与贈循環を生み出していく力は、

「〈いのち〉の自己組織」という〈いのち〉自身がもっている

自然(じねん)の活き(はたらき)です。

〈いのち〉の自己組織: 共に生きていく原理に向かって

清水 博 (著)/東京大学出版会

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