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Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

ストレス

先日、内田樹氏の「街場の文体論」を読んでいましたら

東京大学薬学部教授の池谷裕二さんの講演について

触れられていた部分が印象に残りました。

メンタルストレスがあったときに脳内で合成される化学物質があり

それを使った実験が行われたそうです。

その物質とレポートの謝礼についての説明を受けた被験者を2グループに分け

一方は、ただただ点滴でその物質を送り込む

一方は、オンオフのスイッチがついていて

嫌だと思ったら止めることもできるという条件で実施したけれど

実際にスイッチをオフにした人はいなかったそうです。

つまり、同じ時間同じ物質が体内に入った訳ですが

自分が止めようと思ったら止められるということを知っている被験者には

その物質が機能しなかったという結果が出たと。

内田氏は、その中で

つまり、メンタルストレスというのは、メンタルストレスという持続的な不快のことではなくて、「自分はこの不快な状況をどうすることもできない」という無力感、無能感とセットになったときにはじめて機能するものだった。

~中略~

自分は自分の状況をきちんとハンドルできていて、心身の状態をコントロールできるという確信があると、メンタルストレスは発症しない。

と、綴っていらして

私はそれにとても頷けるものを感じました。

ストレスになり得る要素は誰にも少なからず「ある」けど

自分なりのオフスイッチをつくり(そこには試行錯誤も必要ですが)

ものごとを受身で捉えずに向き合えば

「実質的にはない」にできるのです。

Img_3198

昨日の記事に、逆立ちのことを少し触れたので

クライアントさんとその話題になったりもしたのですが

健康のためとか、トレーニングの一環というより

視点が変わる体験とか

スッと良いバランスに乗ったときの

身体の重さが何十分の一にもなるように感じる瞬間の心地よさ

そういう時って、やはり決して力んではいないわけです。

そして、そんな感触をただ純粋に楽しんだ時代があったなという懐かしさ

そのようなものが入り混じった楽しさなんですね(笑)

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