Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

置いておくこと

春一番の吹く彼岸入り

少しテンポがゆっくりとした時間の中で

久しぶりに詩集を開きました。

概念についての、この大言海の字義が好きだ。

「感覚ニヨリテ得ル智識」を働かすこと。

そう、社会であるとか、未来であるとか、

希望であるとか、個人であるとか、

そこにあると指さすことのできないもの、

事物ではないもの、

かたちをもたないもの、

ただ概念でしかないものを、

確かな感触をのこすことばとして、

自分の実感できるものに変えていく術を

どうやって体得していくか―

長田弘 「奇跡―ミラクル―」 夏の午後、ことばについて より)

そう、概念には

理解である以前に

からだで感じることによって

成り立っている面も多いのではないかと思います。

他の概念のよりどころでありながら、それ自体は他の概念にたよらず直接に理解されるような概念とは、それではどのようなものか、たとえば、<上ー下><前ー後><内ー外><遠ー近>などの空間概念がそうである。これらの概念構造は私たちの日々の身体的経験から理解されている。即ち、身体的経験の領域こそ、他の諸概念の基礎となる元型的概念の母胎なのである。

(尼ヶ崎 彬 「ことばと身体」より)

そんなことから

ことばと身体について

あれこれ調べるうちに以下のページに出合います。

ことばとからだの逆転

自分で積極的に動いたときの反応は10倍

概念という言葉を発端にたどり着いた

もっとも印象に残った言葉は

「相手に知っておいてほしいことや、

覚えておいてほしいことがあったら、

それを押しつけるよりも、

ただ、まわりにこう、

置いておくだけでいいのかな、と。」

新しい概念を共有していく過程で

私たちが行っていることというのは

言葉や写真や映像を通じた発信を

Webという媒体の中に置いておくこと

そして、できるだけ多くの方に

体験して戴ける機会を置いておくこと。

前者が日々拙く綴る言葉であり

後者がLaCuuなのかなと思います。

Dsc_2761

春を告げる花たちの彩が鮮やかでした。