Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

深切と親切

長田弘さんの本で「深切」という言葉に触れて

そういえば、こう書き表す「しんせつ」を

久しく目にしていなかったなと思い

なんとなく検索して、拝見した記事がこころに残りました。

自ら気づけば…☆ 禅的深切

親切な言葉の中に

深切な問いの居場所もある

そんなえにしを大事にしたい。

でも、ここに書かれている「深切」であるかどうかは

その言葉を向けたときには

自分では測れないものなのかもしれません。

それでも、きっと

「深切」から生じた言葉は

後悔を伴わないものなのだと思います。

さあ、はじまりの4月のはじまりです。

Dsc_0830

深切

親切ということばは 信じられない

できれば 深切と 書きたい

そのほうがずっと 真実に感じられる

幼いころ読んだ 物語のなかで

覚えた語彙だ なんでも

しッかり踏ンばッて 人に

いいかげんのことは どうでもしない

深切は ただそれだけだが たかが

それだけのはずが とんでもない

どうしてなかなか 至難のわざだ

おためごかしの 親切と

深切は いッかな ちがうのである

大人になって 不思議だったのは

深切という言葉を 誰も知らないし

誰も知ろうとしないことだった

大人になるとは 深切な人間に

なることだったはずである

いまは よくよく思い知っている―

日本語は もう 表意文字ではない

まだ信じられる語彙がいくつあるか?

長田弘 『一日の終わりの詩集』

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