Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

からだからの提案―違和感というガイド

自分からからだに

「こんな立ち方・歩き方はどうでしょう?」と

プレゼンすることもありますが(笑)

今は、からだからちょっとした提案を受けているような気がします。

歩いたり、バレエのレッスンをしたりの動きの中で

右股関節の繋がり方に

痛みとは違う、違和感のようなものを覚えることがあって

歩きながらとか、バーレッスンをしながら

その違和感が消えるところを

一つの目安に動くようにしていました。

今日、リンバリングの時も

右足に立って、左をアラスゴンドでバーに乗せ

何となくいつものように立つと

かすかに違和感が生じる。

ん?違うなと思って

「違和感が消えるところ」をガイドに立ち方を変えたんですね。

余り細かく考えはせず

ただ、違和感が消え、そして後は

その上にゆるりふわりと乗っていくことだけを意識して

捉えていたのは、その股関節と尾骨を結ぶラインの感覚と

上顎のアーチ、そしてルルヴェで立っている足指の感覚。

「あ、見晴らしがいいな。」

目の前はフロストガラスの窓なのですが

何だか、そんな風に感じました。

背後で見ていらした先生が

そう立ちなおしたのを見逃さずに

「とても良いバランスに立っている、身体もまっすぐだし。」

と、仰います。

鏡を背にしているので、自分の目で確認はできませんが

確かに、ちょっと前までは

そう立ちたくても、立てなかった「ひっかかり」みたいなものが無くなって

選択肢が広がっているのです。

あ、また少し「自由」になっていたのだなと思いました。

その「自由」を使いこなすには

やはり、まだ新しい動き方の丁寧な「刷り込み」が必要です。

でも、ゆるっと、ふわっと広がるスペースの中で

また少しバレエと仲良しになる身体の予感がしています。

私は、基本的に

痛みとか不調というのは

チャンスだと思っています。

それを通じて見直すことができる。

それを通じて削ぎ落とすことができる。

それを通じて新しい対話が生まれる。

そのひとつひとつの体験から生じる変化はわずかでも

その繰り返しは、大きな変化を齎しました。

Dsc_0525

今日も美しい夕暮れでした。