Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

「眠ること」の活用―痛みを速やかに経過させるために

今回のスムーズな痛みの経過のポイントはいくつかありましたが

「眠ること」はその中でももっとも大事なことだったと思います。

何らかの治療やケアを受けられる場合でも

そこに行ける状態になるまで時間がかかってしまう場合もあるかもしれませんので

ご参考までに簡単にまとめます。

★一番症状のきつかった時にひたすら寝たこと

睡眠時間を充分とる、安静にするという面もありますが

今回のようなケースでは

・起きていれば、つい動き回って痛みを体験する機会が増える

・どうしたって、痛みに意識が向いてしまう

激痛を味わってしまうこと、

つまり強力な痛み体験が記憶に刻まれることを極力避けるため

というのが、むしろその理由でした。

寝るときは症状が一番和らいで心地よいと感じられる姿勢をとる工夫をする。

・クッションなど身近なものを利用して、その体位をとり続けるだけでも、

だいぶ改善することもあります。(カウンターストレインの原理ですね)

呼吸とタッチを活用する

痛みを感じる部分を中心に、ごく軽くてのひらを当てながら

呼吸の波で撫でてあげるようなイメージで、鼻から吸って、口から吐くを繰り返す。

但し、深呼吸しようとして頑張ることなく、どこにも力が入らないような呼吸です。

その時、「痛みを取り除こう」と思わない。

「バランスを取ろうと頑張ってくれているのね。」

「無理かけちゃってごめんね。」といった感じで

感謝と労いの気持ちで、今そこにある痛みの存在を認め、触れてあげる感じです。

次に目覚めたら、今より良くなっていると思って寝る。

(これ、結構大事なポイントです)

それから、ここからはバレエの面ですが

回復期のリハビリ・レッスンで留意したことは

★予め、どういう動きでどこまでが痛みが出ないでできるかその日の可動範囲の目処をつけておく。

★痛みが生じたり、負担が感じられるストレッチや動き、キープは一切しない。

★グランプリエは全てドゥミプリエに置き換える。

★グランバットマンは先に確認した可動範囲の8~9割を目処に。(健足側も)

★グランワルツなど、大きなジャンプを伴うアンシェヌマンは見学。

一見、できそうに思えても、痛みの残る時期はやはりどこか庇って動いてしまって

いつもと違うバランスになってしまっていることもあり

複雑な動きの中でのジャンプや着地、パの繋ぎの動きなどの際に不用意な力がかかって

痛みが生じてしまうようなことがあります。

気持ちはね…踊りたいのですよ(^^;)

でも、

そこをぐ~~~~っと我慢するとやはり予後がよく

結果的には、快適にレッスンが出来る日が早く訪れる

ということを何度も体験学習しているので(笑)

見学している間も、ただボーっと見ているのではなく

隅の方で、そのアンシェヌマンを踊っているつもりで

ごく軽くマーキングするような感じで

普段以上に上半身の動きのイメージなどを磨いてみるのも、

こういうときだからこそできることかもしれません。

リハビリ・レッスンはリハビリとして有効活用することに割り切る(笑)

そうすると、後から

「ああ、やはり休めばよかった。」などということにならず

「レッスンできて良かったな。次はもっと動けそうだな。」

という気持ちと、軽やかな身体でスタジオを出ることができます(^^)

Balanceconcept

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