Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

与えること、与えられること

先日のクライアントさんのご感想にもありましたが

筋ゆるはいかに力を抜いて戴くかが大切ですが

その「力を抜いて委ねる」ということが

難しい方もいらっしゃるのですね。

昨日のご高齢のクライアントさんも最初はそうでした。

前回体験しているので施術への不安は無い

けれど、慎ましやかで気を遣われる方なので

どこかに重さを委ねることへの遠慮があったり

協力しなくちゃと思ってしまう。

手の重みの感覚や

揺らす動きが今ひとつスムーズに繋がっていかないことから

力が抜けきっていないのはわかりましたが

ちょっと動きを止めてみると

微かですが、ご自身でもゆする動きをなさっている(^^;)

でも、それを指摘したり、

ただ「力を抜いて下さい」とお声がけするだけでは

むしろ意識が集中してしまってダメなんですね。

そういう場合は

施術されている部位から意識を逸らす工夫が必要になります。

そして、充分に重さを委ねて下さるのを感じたら

「あ、この感じとても良いですね♪」

と、ちょっとお声がけして

委ねている感覚を味わって戴く。

そうすることで、徐々に「力を抜く」ことがスムーズになっていきました。

そのクライアントさんの手や腕は

子どもを育て、家事をし

家計を助けるために働き

そしてだんなさまを看取り

今はお孫さんのお世話をなさることで

働く息子さんご夫婦を支え

長い長い間ずっと

その愛情を「与える手」でいらしたのだと思います。

筋肉をゆるめるのが目的ではありますが

そうした体験はほんの僅かな時間であっても

委ねること、与えられることにご自身をゆるし

それが人であれ、重力であれ

世界との関わり方にちょっとだけ広がりが生じるような

ひとときなのではないかなと思いますし

そうであってほしいと願っています。

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