Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

うさぎさん目線

ちょっと困っているうさぎさんがいたとして

そのうさぎさんを笑顔にしたいと

こころから願う

くまさんときつねさんはそれぞれに

相反する方法が

良いと信じて主張をしていました。

どちらもが真剣に

うさぎさんのことを考えてくれているのは

うさぎさんにもわかりました。

でも、くまさんときつねさんが

互いを否定しながらぶつかりあうほど

うさぎさんは

くまさんからもきつねさんからも

忘れ去られてしまったような寂しさを感じ

よけいに顔が曇ってしまうのでした。

困っているうさぎさんに必要なのは

こんな方法もあるよ

あんな方法もあるよ

と、うさぎさんに向かって提案し

選択肢を広げ

そこからうさぎさん自身が

より良い選択ができることを

信じてくれる笑顔だったのです。

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最終的には同じCというところを目指す

AとBという相反する考え方があったとして

AB間で主張や議論が

活発に行われ

それによってCへの道筋に

広がりが生じるのならば

決して悪いことではないと思います。

ただ、あまりにもアグレッシブに映る

否定から始まる文脈に触れたとき

その否定は本当に

その主張を表現するのに必要なのだろうか

そんな風に感じることがあります。

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人が人と話をすることは、たがいの思惑を測ることとはちがうし、考えるということは結論をつけるということとはちがう。頭に結論というチョンマゲを結った話し方は、人と人の間に垣根をつくるが、考えをすすめるというのは、人と人とのあいだの垣根をとっぱらうということだ。そうして、いま、ここをみずから明るくしていく過程を、じぶんのなかにもつということだ。

長田弘 「感受性の領分」 神の派遣したスパイ7 より)