Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

違和感

身体を感じることを重ねていると、

時に今までなんでもなくこなしてきたことや

いつもどおりの状況に

違和感を覚えるようなこともあります。

違和感というと、何か好ましくないものというイメージもありますが

私はむしろ、その曖昧さの中に

大事なことや、やがて明らかになる気付きがあるかもしれない

可能性の含まれた感覚でもあるように思っています。

それは、より繊細なレベルで

自身の心身の状態を知覚できるようになったということでも、

あるいは、これまで受け入れ難いと

無意識に封じてきた何かに対して

自分自身が少し開かれてきた表れでも

あり得るのではないでしょうか。

ちょっと居心地の悪さのようなものを覚えることで

その都度休息をとったり、違う行動をとるとか

その違和感を覚えるようになった状況や流れを

少し見直してみるという選択肢を

そこに持つこともできるということでもあると思うのです。

仮にその時は、その違和感をやり過ごして過ごさねばならず

どこか合わない服を着ているような気分に苛まれ

やっと自分の中で変化し始めたものが

後退してしまったのではないかという不安定感を覚えたとしても

そうした「何かがちょっと違う」と感じる体験の蓄積の中で

次に何かを選ぶ時無意識のうちにも

より馴染むものを選ぶようにもなることもあると思いますし

大きなサイクルで捉えれば

それは質の向上の過程のゆらぎなのではないかなと思います。

不安定で、ゆらぎがあるというのが

むしろ、自然なのかもしれません。

ただ、その違和感やゆらぎを上手に活かしていくには

それを急いで解釈しようとしたり

違和感を覚える自分自身に

余り反省的な目を向けないで

ちょっと脇に置いておくような気楽さが

必要なのではないかと感じています。

いつも不安定じゃ嫌ですけれど(笑)

私自身は不安定を楽しんでしまうような場合も

積極的に自分をそこに投じてしまうような場合もあります。

比較的短期間のうちにそこから何らかの気付きがあることもあれば

年単位でその「気配」を据え置きながら

あるきっかけで

大きな心の痛みを伴って違和感の訳が

腑に落ちたというようなこともありましたが(^^;)

そこには、ただ思考をめぐらす事では

決して得られなかったであろう

かけがえのない学びがありました。

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