Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

Silence

新月が近付き

明け方、東の空には

細い月と金星が輝いています。

新月は月が沈黙する日

目には見えないその光

けれど、自分を澄ませれば

感じられるその響き。

澄ませることの中でしか

捉えることのできないものが

そこに映る月

いつもそんな風に感じます。

[『4分33秒』 John Milton Cage

ジョン・ケージ作曲。静寂(サイレンス)を聴く、つまり無音の音楽。

これが映像化されているとは(笑)

日本では凡ゆる文化にあって、自然の掴まえかた、自然との係りあいということがいかにもだいじである。能に顕われる自然観は、人間と対抗する自然というものではない。「自然」ということばを、中世では「フト」という意味で用いていた。つまり「自然(フト)何とかしたときに来てくれ」と謂うように、自然というものは偶然出会うもので、随って、何かの拍子にフト他人(ひと)と出会ったり、時には対立したり、それは様々な態(かたち)で動いているものであり、そうした自然観が、譬えば、音と音との間(ま)に存在する偶然性の捉えかたにも影響を及ぼしている。自然は常に移り動いているものであって、その限り無い変化こそが常態なのであり、だから、無常観というものは本来否定的な思想ではなく、変転しつづける世界に、自然(フト)出会ったこの人間(ひと)の生(人生)を、それがフト出会ったものであるからこそ強く生きるのだとする肯定的な思想である。

『音・ことば・人間』 武満 徹 川田順造 

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...