Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

色と皮膚

連休を締めくくる晩は長女と2人で外食の後

セッションルームで使うティーサーバーを買い換えたかったので

帰りに雑貨店に立ち寄りました。

長女が見付けてきたマーブルの色鉛筆

母子で験し描きするうちに

どの色が現れるか予測できない楽しさに

すっかりはまってしまいまして

彼女と私とそれぞれ1本ずつ買って帰ってきました。

長女は暖色系のわりとハッキリした発色のもの、

私は寒色系の淡いトーンのもの。

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なんでもない落書きに

不思議な味わいが生じます。

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長女が描いたジョン

色と言えば、皮膚が色を識別するという研究結果もあるのです。

皮膚の角層バリアをセロハンテープを貼ってはがすことで壊します。ここに光の三原色である赤、緑、青のLEDの光をあててみたのです。すると赤い光あてるとバリアの回復が早くなる。緑は変化なし。青だとバリア回復が遅れたのです。その後の研究で、培養した皮膚、つまり神経も血管もない皮膚でも同じ結果が得られました。つまり皮膚は可視光の三原色のそれぞれに異なる応答を示している。一歩踏み込んだ表現をすれば、色を識別しているのです。

 この現象を細胞レベルで観察するため、可視光を照射した直後の皮膚の表層を電子顕微鏡で観察してみました。すると赤い光を浴びた表皮では、バリア機能を支える細胞間脂質の分泌が促進されていること、逆に青い光ではその分泌が抑制されていることがわかったのです。

「第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界」 傳田光洋 朝日出版社

このメカニズムはまだ解明されていないそうです。

でも、まだまだ科学では捉えきれない叡智が

私たちの身体には宿っているのだなと

この本を読んだときに思いました。

現段階では説明のつかないことだとしても

脳に刺激が伝達されて何らかの反応が起きる以外にも

皮膚そのものが何かを捉えている、

そんなこともあるのかもしれないと考えて触れる時

そこにはそれまで以上のやさしさや感謝が生じてきます。

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