Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

非対称

ソフトなタッチや緩やかなエクササイズというアプローチの中で何ができるのだろう

そんなことをよく考えます。

歪みや捩れ=良くないことと捉えられがちですが

そもそも、骨格は左右対称でも内臓は必ずしも対称ではありませんし

リンパ系にしても右腕、右頭部、右の胸郭のエリアからは右のターミナス(静脈角のあたり)へ

それ以外は左のターミナスへという左右対称ではない流れを構成しています。

かなり重さのある臓器、肝臓が右側のやや前方に位置していることも

その方向へと傾きがちに働く力が常にかかっており

それに拮抗する緊張というのが少なからずある状態であるということでしょうし

また、ジンクの筋膜パターンという一定方向への筋膜の流れのパターンがあったりもします。

対称の中に非対称も抱え、捩れやパターンと共に重力の中で生きながら

私たちは日々を過ごしているのだと思いますから

単に姿勢や動きの癖だけではなく

そもそも捩れを生じさせる力ありき…ということから

身体全体を捉えていくことも大切なことだと思っています。

リンパの流れの中での最終地点、つまり出口の滞りをなくすために

MLDではまず最初にターミナスを開くということから施術が始まるわけですが

ただ、リンパ管の内壁のことだけを考えても

脈管系の中で、リンパ管はもっともデリケートであり

例えばデコルテ辺りの緊張が強く、鎖骨近くのターミナスが圧迫されていれば

外からの力で流れを滞らせてもしまうと思います。

ですので、ターミナスを開くMLDの手法に併せて

緩やかなストレッチと揺らしのアプローチを加えています。

また、リンパ解放することを目的としたストレッチの中でも

ロバート・フルフォードというアメリカのオステオパシー医が

「いのちの輝き」という著書の中で紹介したエクササイズを

応用した形で用いたりもしています。

スーフィーのセマー(旋回舞踊)の際のポーズの逆パターンみたいと

 読んだときに思いました(笑)

いのちの輝き―フルフォード博士が語る自然治癒力

なるべく組織に優しく、心地よく、穏やかに

これからも、私にできる最善のかたちを求め続けたいと思っています。

Spiral

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