Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

痛み

昨日は原因不明の股関節痛が生じ、夕方までは何とかそれでもゆっくりと注意深く歩いたり、ケアをしたりすることもできましたが、夜になって一時は歩くことも体重をかけることもできず、内転する方向にちょっと力が入っても関節包内を抉られるような激痛があり、姿勢を変えるときですら自分の右足を手で抱えてそっと動かさなければならない状態でした。

日頃ダンスで普通の方よりは関節可動域を使う方ではありますが、オーバーユースやオーバーストレッチなどの際とは全く質の違う痛みで、たまに不具合が生じることもある側とは違う方の脚でしたし、そういうときに感じる軟部組織の硬化も自身で触察できる範囲においては見受けられず、また感じることもありませんでした。

ここ4~5日の間に特別な動きをした訳でも、挫いたり、転んだり、何らか大きな負担がかかるようなことをした訳でもなく、前日座っている時間が長かったということ意外には特に思い当たるような節も無く、それを理由と考えるのは私の中では不自然な感じがしていました。

でも、事実として全く経験したことの無い痛みが生じている…それをどう受け止めるかが大事なように思え、痛みを感じつつも、これはいかなることかというどこか好奇心のようなものまで生じ、理由を探ることをやめて痛みに抗わずに経過を見届けようという気持ちになりました。

とにかく必要があって生じている痛みであり、不安や抵抗感を持たずにフォーカスせず、少し離れたところから全体を眺めているような一晩だったと思います。

うっかり寝返りを打ちそうになって激痛で目が覚めたりしたことも何度もありましたし、その痛みに関しては自身にタッチケアを施しながらやり過ごし、うつらうつらとした状態の中で身体が求める動き、それは時に胎児のように丸まるような姿勢をとる事であったり、患部を上にして体側面をストレッチするような動きであったり、逆に多少痛くても患部を下にして大転子を関節包内に押し入れつつ骨盤を微細に動かすような動きであったりといろいろでしたが、それらは決して意図して行ったようなものではなく、意識の片隅でそんな動きをしている自分を断片的に捉えていたような感じでした。

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朝、目覚めた時には痛みはずいぶん解消されていて、若干関節内に痛みの名残のようなものはありましたが、日常生活動作には全く問題の無い状況になっており、その後1時間弱睡眠をとって昼ごろには更に良い状態になって、むしろ痛みが生じる前より右の股関節がスッキリとした感じさえします。

それがいかなることかはわかりません。でも、少なくともその症状に対してネガティブな印象を持たなかったことと、痛みの向こう側に働く自然の力に開かれていたこと、そして自分自身の身体やいのちの持つ力を信じていたことが、何らかの必要があって生じていた不具合をスムーズに通過させていくことに繋がったのではないかなと感じています。

今朝、その花びらを広げ始め、夕陽を映して咲くブルーリボンが美しい黄昏時です。

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