Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

タクティールケアと時間の流れ

NHKためしてガッテンを見ました。楽しかったです。

番組の中で、1秒間に5センチと紹介されていましたが、直線的なストロークだけではなく、円や螺旋を描く動きなど、部位などによって様々な動きがあるので、だいたいその位の速さということですね。

番組の中で山瀬まみさんが受けられていたのが、手のケアのごく最初の方の部分で、だいたい両手で15分くらいかけて行います。

私は、ダンスもそうなのですがカウントなどでタイミングを捉えることを滅多にしないので、余り数字を意識して実習は重ねなかったのですが、私の場合は

一番気持ちよいと感じる速さ=自分がケアしている相手をしっかりと感じ取れている実感がある

それが、結果的にタクティールケアで基準とされている速さになっていたという感じです。

ですので、認定試験などで緊張したり、気が散ってしまってケアしている方と繋がっている感覚が自分の中で乱れてしまうと、やはり速めになってしまったりもしました。

それゆえに、自分自身がしっかりとセンタリングしてケアに、相手に集中していることが大事なのです。

そして、緊張したり、気が散っている、あるいは手順や速さに気を取られて相手を感じることができていない時は、感触を通じて、はっきりと伝わってしまうものなのです。

そして、自分自身のセンタリングができて相手と繋がっている感覚があるとき、私の感覚では、時間の流れはいつもと全く違うところで感じられます。

上手く表現できないのですが、いつも感じている時間の流れの層とは違う層でそれを捉えているような感じです。日常的に感じる時間が目盛りの着いた時計の針が刻むようなものであるとすれば、もっと流動的で、小さな沢の水の響きを感じているような感覚です。

もしかしたら、これはケアをする方それぞれに違うのかもしれません。

インストラクターの先生は、あるクラシック音楽をイメージすると仰っていましたが、雑誌のインタビューに答えた時はそれではわかりにくいかもしれないので、ケアを学び始めた頃に時間の感覚を捉えるために心の中で歌っていた「ぞうさんの歌」を紹介したそうです。

「クラシックの方がカッコイイのですけれどね(笑)元々保育の仕事をしていたので、それが思い浮かんでしまったのです。でも、ぞうさんの歌を歌って速くは動けませんから。」と仰っていらっしゃいました。

自分の感覚に馴染む時間の捉え方を見つけることが大事なのでしょう。

そして、それはやはり、それをイメージした時に自分自身が心地よく感じたり、心が和むようなものであれば、接触を通じてケアを受けている方にも届くものなのではないでしょうか。

TVを見ていたら、タクティールケアがしたくなりました。

ケアされるのももちろん心地よいですが、ケアするのも毎回Blissfulな体験ですから!

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