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Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

8.Naturalization

ホッとするような居心地

身体や動きに対して自らこうしてはいけない、こうならねばという文脈で意識し続けてきた長い時間の中で深いところまで根付いてしまっていたものの残骸が根っこのところで働こうとするのを見付けては薄紙を剥がすように、少しずつ少しずつ解き放っていく。で…

括ろうとする本性

家族の反応からの徒然 昨夜、足の脱力のワークをしていたところに帰宅した長女が「それ、毎日やると良いらしいよ。」とおそらく、彼女が通っているヨガ教室で学んだエクササイズと同じものと認識して言いました。 身内でも、いえ身内だから余計にかもしれま…

絵に表れる身体感覚、自然との関わり

今日は「生物の進化に学ぶ乳幼児期の子育て 」から印象に残ったことです。 「人間には体があるではないか、頭から手足が出るのはおかしい」などと教わったり、「頭には髪の毛がある」などと言われて描いた子どもは、不思議と前頭葉の部分、つまり創造する人…

手の中のて

Academyのレッスンで、指を一本ずつ回す手のワークをしていた時のこと「私、手のなかにてがあるんだよ♪」と1年生のMちゃん。「えっ?」と、最初意味がわからずに彼女の手を見てみると確かに右の手相が「て」のカタチ。「あら~、いいじゃない♪」というところ…

アホなじぶんを生きる

メールの返信とブログを書くこと以外極力オフラインで過ごす数日、そんな隙間の中で、身体に向き合う時間が充実する。 オフライン開けに時折、覗く「散歩」がテーマのエッセイに楽しい記事が。 kangaeruhito.jp いったい何が楽しいのか、さっぱり得体が知れ…

「肘を伸ばす」ということがわからなかった

久しぶりにいらして下さった新体操のOGさんとナチュラリゼーションをする中で肘の使い方についての現役時代の問いを思い出されフィニッシュの両手を上げるようなポーズの際によく、「肘を伸ばして」と注意されて自分で「伸ばしている」と感じているのに曲が…

「つま先は結果として伸びるんですね。」

脱力のワークやずり這いなどをたっぷり行ってからタンジュやグリッセ、デガジェを行ってみて戴いた際のクライアントさんのしみじみとした言葉です。 デガジェ(dégagé)には「放たれた」「解放された」グリッセ(glissé)には「滑らせた」という意味があるよ…

その「楽しい」がちからになる

この週末は、新体操の中学生さんやOGさんのセッションが続きました。 身体の変わり目で戸惑った時期もあったり取り組み方ものんびり目だったけれど前回、久しぶりでいらした際に問題を感じるのが足でも顎や手から育んでいくことの意味を少しずつ体感できたり…

再び顎のワーク

肘のワークと脱力のワークで歩くことの質感が変わりだして今、マイブームになっているのは再び顎のワークとターンアウトのワーク。 えっ?また戻るの?と、思われるかもしれませんがどこかの自由度が上がってきたときそれとは違うどこかにもう少し動かしてい…

遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん

昨夜は和泉多摩川でのレッスン。大手町からお仕事帰りにいらして下さった方とのナチュラリゼーションなひと時でした。 ひたすら這うの「アタマ空っぽ」感覚も楽しんで戴いた後に戴いたメッセージです。 拝見して、 遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れ…

今の一歩の小さな変化が 年単位での未来のありようを変える

朝歩くを始めて1か月。 ひとつの気付きから一度、歩くという動きを分解してここだと思ったフェーズの全身の状態を感じながらその働き合いの仕方を見直していくうちにやがて訪れた「渾沌」の時期を受け入れる。 その後、京都で学び横浜で学んだことから得られ…

「自然に飽きる」という天性の能力

Academyのレッスンは50分ですが小学1年生になったばかりの子どもの集中力はその間ずっと続く訳ではありませんし、リズムのようなものもあり、むしろ、子どもの「自然に飽きる」という天性の能力に色々気付かされたり、学んだりもしているような面もあります…

植物的な「はう」

ひたすら「はう」ことを繰り返しながら最初、身体に向いていた意識が次第に行為全体を捉えるような感じになってきて「這う」動きというよりまるで、スタジオの床面を埋めていくつる薔薇や蔦にでもなったような(笑)動物的というよりどこか植物的な「はう」に…

それは不意に訪れる

顎のワークから、高這いまでを一通り行ったセミナーの2時間アタマが空っぽになるまで行為し続けることが齎す「あれっ?」な瞬間はその後の、スパイダーのワークの最後の最後もうレッスンが終わるという時になって訪れました。 その軌道からなら、もっとター…

成長のちから

「今はどんな感じですか?」と尋ねるとこういうところが良くなった、こういうことが出来るようになったと日頃のバレエのレッスンで感じたことを嬉しそうに報告してくれる小学生バレリーナさん。彼女はいつもニコニコしていて小さなひとつひとつの自分の成長…

自分で意味を見付けて

「違和感って大事ですね。」と、あるクライアントさん。 今まで、違和感というものをどちらかというとネガティブな方向に捉えることが多かったそうです。でも、ナチュラリゼーションを続けるようになって立ち上がる、歩く等の日常のふとした動きの中で今まで…

気持ちよいダンス

助走してきた時間があってひとつの舞台という跳躍があって着地して、また走り始める中でその少し前の離陸の感じ、跳躍の感じが着地の感触と共に、まだ身体の中に残っている今、そんな感じかなと「着地」というサブジェクトのメールを拝見しながら思いました…

レヴェランス

じっと見つめていても動いてはいないようなのに気付けば咲いている薔薇のように小さな子どもも、あれ?いつのまに成長したんだろうと、驚かされるような事があります。 アカデミーの小1の生徒さんGW中のレッスンを5週目に振り替えたので2週間ぶりでしたが先…

全人的な成長への糸口

先日の発表会でタイトルロールを踊ったある生徒さんは一時期、役や演じる難しさに押しつぶされそうになりどうすれば良いのかとひどく悩み、踊りもお芝居も、発表会そのものにもやる気を失い何も希望が持てなくなった時期もあったそうです。 7か月間の講座の…

まるで生き物のように

先日の発表会までの様々な出来事や生徒さんそれぞれの成長に対する先生の想いを綴られたメールを戴き、それを拝見しながら、本番を思い出しつつ先生ご自身が「舞台は生きていると常々感じていますが今回もまた、いろいろな意味で生き物だと感じた発表会でし…

La Rose Bordeaux 開花

薔薇を育てるのが上手ですねとあるクライアントさんが仰って下さいましたがこれは、ここに薔薇を贈って戴く前にナーサリーで整えた土、そしてそこで育まれた時間の中で丁寧に愛情深くなされた仕事の結果。目に見えない、その積み重ねの大切さをそこに感じる…

最高のプレゼント―足の裏から「学ぶ」ということを学ぶ

今、読んでいる平澤彌一郎先生の「足の裏は語る」その中で特に印象に残った「最高のプレゼント」という文章があります。 昭和21年、平澤先生が信州の小学校で代用教員をしていた時代講堂の冷たい床の上に立たされたまま40分以上も続く朝礼での校長先生の長話…

余計なことをしなくて良かった

ゲネの際にあるジュニアの生徒さんのデコルテの表情が、前回のリハの際とちょっと違うな緊張しているのかな…と思っていたのですがゲネが終了してから、少し先生とお話させて戴く中でやはり前日はそれがもっと強く、動きも重たい感じで指摘したら涙をポロポロ…

花ひらく佳き日に

美しく晴れた空が広がったみどりの日、7ヶ月間、ナチュラリゼーションの旅を共にさせて戴いてきたお教室の発表会が無事終了しました。 美しい舞台を通じて先生、生徒の皆さんから感動を戴き受講生の皆様からは美しい花束も頂戴して感無量です。 こういう風に…

和泉多摩川でのレッスンから

昨日は和泉多摩川のスタジオで2組、3名の方とのナチュラリゼーションあっという間の3時間でした。 高校時代にジャズダンスをなさっていて、再開を考えている大人の方は少しボディワークのレッスンにも行き始めたけれどどうも腿の外側が張ってしまったり身体…

人間は多くの意味で足を信頼し、足を保証しなければならない。

ひと月ほど前に友人に薦められた霜山徳爾「人間の限界」をこの休みの間に古書店から取り寄せてみて最初にさらっと目を通してみると、そこに思いがけず先の記事で触れた平澤博士の言葉が取り上げられており本との出会いもまた縁であることと視座を高めるヒン…

緑薫る径を辿りながら

シンプルなほど、そこには多くの選択肢が広がりその選択肢が生じてくるのを行為の中で待つ。 その過程では、無数の選択肢が削ぎ落されてもいてある時ふと、自分の文脈に違和感なくフィットしていのちがいきいきと流れ出す言葉を見付けるような詩作のプロセス…

ナチュラリゼーションを通じて齎されたもの

昨年10月から毎月ナチュラリゼーションの出張講座を開催させて戴いてきたお教室の発表会も間近に迫ってきました。 先の記事でもご紹介させて戴いたようなそれぞれの身体の変化、動きの変化ももちろんありましたが本番が差し迫ったお忙しい時期に先生がお送り…

体験との隙間を開く

今週のお題「ゴールデンウィーク2017」GW後半はお仕事ですが今日から3日間はお休みで家の不要なものの片付けやら犬と遊ぶ時間ゆったりじっくりナチュラリゼーションを楽しもうと思っています。 脱力系のワークやスパイダーのようなワークはこんな風に時間の…

親子で学ぶナチュラリゼーション

6月25日(日)14:15~15:45「親子で学ぶナチュラリゼーション」 ダンスを学ばれている小中学生の方(1名)と その保護者の方(1名)を 対象としたグループレッスンを開催致します。 場所 iSTUDIO /Aスタジオ 定員 3組(6名) 受講費 1組(親子で)12,000円…

動きの質感の正体を知りたい

日々の生活で溜まる歪みに対してのセルフケアと自分の動きの質感の正体を知りたいのでナチュラリゼーションに興味を持ちました。 と、先月からいらして下さっている方です。 こうやって見ると膝下を集めて立ってみようという気が起きたんだな…と思います。そ…

ナチュラリゼーションの底力を感じる時

『人間は本来もっと自由に、痛み無く、美しく、速く、強く動けるはずだ。』というナチュラリゼーションの主題。 でも、それは結果として訪れることであってそれを目的にしない、つまり結果の位置から何かを求めないというところがナチュラリゼーションの難し…

「諦める必要は無いのかもしれない」と思える気持ち

今日は和泉多摩川レッスン日。 お膝を悪くしてバレエをやめてしまったけれどナチュラリゼーションを続けてきて久しぶりに少しバレエの動きをしてみるとパンシェも全然、グラグラしないルルヴェを保って動くのも楽とその感覚の違いに驚きながら「こうやって身…

カオスを歩く

朝のウォーキングを暫く続けてみて今、歩くということに良い意味でのカオスが訪れています。つまり、わからなくなる(笑) でも、このところ色々な変数を与えてきたのは始めにフォームとしての理想やイメージがあってそこに自分の動きをあてはめていくためでは…

「重さ」の実感

時々、仕事の合間などに発達関係の本を読みます。でも、何かを知るためというよりむしろ、思い出すことがしたいのかもしれません。 胎動の感触は、不思議なことに何十年経っても薄れない記憶です。 上の子と下の子の時のその活発さの違いとか。下の子は、あ…

バレエの時と腿の内側の使い方が違う

顎と手から少しずつ。中学生のバレリーナさんの初回からの経過です。 変わってきたな~と思ってもナチュラリゼーションは先を急がない。プロセスを充分に体験していくことがとても大事です(^.^) でも、その少しずつが積み重なって背中の表情や、顎のラインや…

週末のセッションから

この週末は6名の方とセッション こちらは以前、有痛性外脛骨と診断された右足が最近、またジャンプの着地の際に痛くなるようになってしまったという新体操の方ですがワークはやはり顎と手が中心です。 痛くなっちゃった…というお話を聴いてじゃあ、顎から…と…

手から

問題を感じているのが下肢でも あごと手を解放していくということ。 手から育んでいくということ。 時間をかけて、少しずつ。

気持ちよさはどこから

2人のシンプルな跳躍や回転、あるいはパ・ドゥ・バスクのようなパを同時に繰り返し観ることができるのはナチュラリゼーションの視点からもとても貴重な機会だったと思います。でも、それに終始しては絶対に勿体ない舞台なので観察モードのスイッチは早々に切…

ラインを感じる

今週のAcademyでは顎のワークの後手のワークの中でラインを感じるということに少しフォーカスが向くようにレッスンを進めました。 気持ちよく伸びていくラインがあるそのラインをつなげる手があるそれを、まずはゆっくり味わう。 手から繋がるラインを感じた…

美しいY字バランスと手をつくること

4か月かけて顎と手のワークにしっかり取り組みずり這いも始めた新体操の小学生さんはY字バランスの際のスタンディングレッグのターンアウトのキープやダイナミックアーチからの螺旋のラインが見える美しいバランスキープができるようになってきました。 もと…

Walk in the Morning

昨日、動画チェックをして色々気付くことがあったので暫く早朝ウォーキングを日課にすることにしました。時間は2~30分程度でも特に左のアームラインとダイナミックアーチを感じながら歩幅や速度、視線は色々変えてみたりと集中しつつも差異を少しずつ与える…

動きをチェック

春の嵐が初夏を運んできたような朝桜とバトンタッチするようにモッコウバラが咲き始めていました。 和泉多摩川のスタジオで顎のワークやずり這いの動画チェックをしてみると無意識のうちの癖も色々と見えてきます。 特に、長年「こうしないようにしよう」と…

選択肢が開かれるべきフェーズ

変化のプロセスにもやはり波はあって何か月か経って、私の場合は半年目位だったでしょうかちょっと停滞しているかな…伸び悩んでいるかなと感じるような時期もありました。 でも、私はそれを好ましくない状況というよりはある段階から、次の段階へと飛躍する…

Voice

受講して下さった皆さまの声から 脇や背中の感覚が目覚めてきて「上半身が豊かにそこに在るといった感じの見事なポーズをしていてあぁやっとそこに行けるようになったかと大変感慨深いものがありました。」と、先生がお感じになった生徒さん。道具を使わない…

「教える/学ぶ」

昨日は調布のお教室で出張講座、舞台前最後のレッスンでした。 出張講座のブログでそれについて綴ったのでこちらでは割愛させて戴きますが「教える/学ぶ」ということについてとても共感する先生のお言葉があり、印象に残りました。 今月初めのリハーサル時…

Process―まだまだと、思えることが楽しい

ナチュラリゼーションは少しずつ少しずつ変わっていく年齢も関係なく。 昨年の8月、9月、そして現在。 一番最初に取り組み始めた(当時顎のワークはまだありませんでした)手もまだまだです。身体の中で多分一番よく使う部位でもあり運動野の神経細胞の多い…

身体に対して、すごく傲慢だったかもしれない。

治療にも通ったけれどスッキリしなかった踝や脛の痛みが楽になるからと足裏をほぐすグッズを使っているうちにその時は楽になるようでも舞台の練習で踊り続けていくうちに生じる脛の痛みが強くなってしまったという方がいらっしゃいました。 もう、1か月ほど…

桜色の地面を裸足で歩く

桜色の地面を裸足で歩くとちょっとひんやりとして、でも優しい感触。花弁の薄いヴェールが敷かれているようです。 ナチュラリゼーションに集中したこのひと月半ほどの間に足の表情も少しずつ変わってきました。 それは、ダイナミックアーチの働きを邪魔して…

口を開けるという動き

これまで幾度か取り上げてきた「人体 5億年の記憶: 解剖学者・三木成夫の世界 」には三木成夫氏の観ていた世界に少しでも寄り添おうとする際の「肝」となるような言葉の引用がなされているのがとても有難いところですが今日は、その「人体の中の『植物』」の…

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