Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

3.Blissful Days

一時に一事を

雷の轟く音に季節の移ろいの気配を覚える週末。土曜日は激しい雷雨で、仕事を終えたもののすぐには帰宅できない状況でしたのでその時間に、また手のワークを(笑) ああでもない、こうでもないと模索しつつも一時に一事を実行し続けるということから徐々に身体…

和泉多摩川レッスンから

昨日は和泉多摩川でパーソナル・レッスン。夏季休暇もとれないほどの忙しさというクライアントさん。 「今日は股関節クルクルも左が全くスムーズに回らない」と苦笑していらしたので一度、スパイダーをやって戴いてからトライしてみるとあれ?今度はさっきよ…

じっと手をみる

4日ほど夏休みを戴いてすっかりお仕事スイッチをオフにして(笑)(でも、ナチュラリゼーションはやってましたよ♪)自宅のリフォームを楽しんだ休暇でした。 相変わらず、マイブームは「手」まだまだ発展途上ですがでも、その手や肘や肩甲骨の動きや感覚が少し…

Cannot read

【Cannot read】 2年ほど前に話題になっていたようですが知っているから、わからないものや見えないもの知っていることが邪魔することそんなことが、このフォントだけでなく私たちの捉えている現実の様々な面にあるのだろうと思います。 ごく一部の「見てい…

ナチュラル

先日、出張講座に伺わせて戴いているバレエ教室の先生から次のようなお言葉を戴きました。 バレエの指導においてそんなことはあるわけがないように思っていましたが本当は人はバレエの動きを自然に反するものとしてではなく人としてナチュラルに捉えられるは…

「安定」を揺さぶる体験

先日の江ノ島レッスンにご参加下さった方が空間が変わることで感じ方も一旦リセットされどこか心もとなさ、確かさにかけるような感覚も味わうことができ鏡を介した目からの情報で修正、調整している普段とは勝手の違う感触や特に地面が見えず目の前が空とい…

空っぽの時間に

出歩くことが多かった7月最後の週末は土曜の江の島レッスンと、日曜はサロンで初めての中学生さんから大人の方のレッスンが続き明けてオフの今日は、サロンで薔薇のお手入れ。 公私とも目まぐるしく色々な出来事が続いた日々だったせいでしょうか作業が終わ…

夏全開

平日の昼間も人が多く、ビーチや水族館周辺も子どもたちもたくさんいて夏全開といった感の江の島です。 小田急線に乗って藤沢に近付くと、もう、空の眺めからも海の気配を感じ何度通っても、懐かしさと小さなワクワク感が広がるのが不思議。 今日は手のワー…

呑み込み

いわゆる、「呑み込みの良さ」が評価されるようなことはよくありますが子どもたちの育っていくプロセスを見ているとそれが、必ずしも良いとは限らないなと感じたりもしています。 余り咀嚼せずにするっと呑み込めてしまうとそこにもっとあったかもしれない味…

暮らしの中で

レッスンの時だけでなく日常の中のちょっとした所作や時間にもカラダと対話するチャンスはあるんだよと子どもたちに時々話します。 例えば電車のつり革につかまるこんな時その持ち方で立つ感覚はどう変わるだろうか? 下北沢レッスンの帰り道、地味~に手と…

自然にゆっくりと

出張講座や個人セッションでナチュラリゼーションを長く続けて下さっている皆さんがいらしてその周囲の方々が取り組みたいと思って下さる…今週はジュニアの方も、大人の方もそんな感じで広がる新たな出会いの多い週です。 今日の和泉多摩川レッスンは新たに…

地図を持たない旅

このところ余り本を読まなかったけれど読みかけになっていたこの本を昨日の電車の中で読了しました。 この福岡伸一氏の「エッジエフェクト(界面作用)」という対談集もあるけれど福岡氏の綴る世界そのものが科学と情緒の界面にあるような感じでその理と情の…

リシアンサス

毎度のことながらできていない、できない自分をつくづく味わった横浜でのレッスン。指立ちでのプランクをすると手のアーチも全然できていないことがよくわかり情けないし、悔しいけれどでも、途方に暮れるほどのできなさを痛感した時にどこかに清々しさもあ…

振舞いのエレガンス

先日のタイ展で、お客側のマナーでひとつだけ残念な事がありました。 最後の展示室に入ったあたりから二人連れの女性の方、おそらく同年代位かと思うのですがどの作品の前でも2人で数分正面に立ち続けて作品を鑑賞しているなら良いのですがろくに目も向けず…

めくる

今日は新体操の小学生さんのセッション今月末と8月半ばに大事な試合がありますが目先の試合に囚われず淡々と手のワークやずり這いに取り組み続ける一途さと遠方から通い続けてくれる親御さんのご理解にも本当に頭の下がる想いです。 いつも身体感覚を豊かな…

プラズマーレ―特別展「タイ~仏の国の輝き~」から

土曜日に、東京国立博物館で開催されている「タイ展」に行ってきました。 タイ展 図録 タイに住んでいても、そのすべてを観て回るようなことは難しかったタイ各地の仏教美術に触れられる貴重な機会(^^) ワット・スタットのラーマ2世自らがチーク材に彫刻を施…

「ど」

ゆっくりと手のワークを中心としたレッスンをしていった後の対話の中でご自身が問い続けてきた時間をやわらかく抱擁しながら開け始めたその眺めを慈しむかのように「手は本当に足を映しますね」というようなことをある方が仰っていらした時の光景が何故か手…

饒舌抄

移動の際の電車の中で、今読んでいるのは吉田五十八という数寄屋建築を独自に近代化した建築家の随筆等をまとめた「饒舌抄」の文庫本です。 伝統的な日本建築の世界での今でいう、イノベーターでしょうか。 幼いころから能に触れ長唄は玄人はだしであった吉…

風景

先の記事で触れた本のAmazonの著者からのコメントで80歳の女性がいつまでも地図を見続けていたというお話が書かれていてその地図の上に、記憶の風景を重ねていらしたのかもしれないと思いながら読みました。 人は風景と共に生き、記憶も風景と共にあるそんな…

思い出との再会

今日は全くの私事です。日曜日にお会いした方からその日、購入なさったと言う東京の戦前 昔恋しい散歩地図 を拝見させて戴いて小石川・本郷界隈で育った父が見たらきっととても喜ぶのではないかと思って帰宅してすぐに注文しました。 父の実家は当時、本郷に…

お尻やお腹が出ていると 注意されることが無くなってきた

ナチュラリゼーションに取り組み始めて半年「バレエのレッスンでお尻やお腹が出ていると注意されることが無くなってきた。」とニコニコしながらお話してくれた小学生さんです。 初めていらした頃は顎のワークで肘や手で身体を支えることも大変だったのですが…

因・縁・果の道理という仏教の考え方がありますが「因」と「縁」が揃って「果」があるカラダのことも、そう考えると少しわかりやすくなるかもしれません。 何か不都合な「果」があるとして「縁」を何とかして変えようとするのが様々な療法であったりその日や短い期間…

風邪

週前半、少し根を詰める作業が続き水曜日のレッスン後、小田急線の事故の影響で帰宅にすごく時間がかかった上に立っている間中エアコンの風が直撃で(涙)疲れもあったのでしょうか木曜日は久しぶりに高熱を出して丸1日寝ていました。 今朝はまだ身体のこわ…

誕生月に

公私ともに新しいフェーズに向けて色々とやることもあったり人と会うために出かけていたりもしているこの頃ですがゆったりとした大きな流れの中でのシーンの変わり目の気配を覚えながら迎えた誕生月です。 久しぶりに、銀座にて。 10年前の自分に、今の自分…

behavior

昨日は夕方からのアカデミーまで少し時間があったので各駅停車でのんびり向かいながら長田弘さんの言葉を味わいました。 今回は、本ではなくこちらの対談。 作品とか作者には “ 振る舞い、behavior “ というのがあるんですね。 長田さんの作品の中にもいくつ…

指の描く世界

Finger Tut(フィンガータット)やDIGITZ(ディジッツ)という指の動きを主体としたダンスが何年か前から少しずつ広まっているようでYou Tube上にも様々な動画が投稿されていますがこちらの万華鏡をイメージした作品また、それのモーショングラフィックスとのコ…

Learning

哲学者でオートポイエーシス研究者の河本英夫氏の すべて成功するものはもはやエクササイズではなく、まったく成功できないものはエクササイズでさえない。 という言葉があります。 能力と課題との位置関係が適切なバランスにあってその差異に実際の体験とし…

Continuation

梅雨空の雨上がりやわらかな光の下で様々な色合いの紫陽花が宝石箱を開けたように輝いている光景につい、遠回りをしても美しい花のある道を歩いてしまうこの頃です。 春の舞台が一段落した調布のお教室でいよいよ、今週からまた定期的なナチュラリゼーション…

Panoramic View

「開けた眺めは、心身を開く」私はずっとそう感じてきて実際、小さなサロンの場を選ぶ時も譲れないのは眺望でした。 身体が開くとき人生が動くとき新しい世界が広がるときいつもそこにはそれを象徴するかのように開けた眺めとの縁があったから。 サロンを開…

成長

個人セッションにいらしている小学生バレリーナさんの先生からメッセージを戴きました。 学校で捻挫をしてからのバレエのレッスン(見学)でのその時間の活かし方にも先生に指示されたことだけではなくワークを自分でしたりポール・ド・ブラのエクササイズを…

a day

10:00 人からどう見られるか、思われるかそんな事に囚われていたら見失うものがたくさんある今日も和泉多摩川へ、VibramでGo 11:00 クライアントさん到着迄の間に、スパイダーのワークシンプルな動きですが、ワークの効果を引き出すポイントがあります 11:…

気配

先月のセミナーでの小さな気付きから自分の中で更に動いていけるものの気配を感じるようになってのこのひと月ほどは私自身もナチュラリゼーションに取り組む時間をいつも以上に多く持ちたくなった数週間でした。 自由になっていく骨盤帯、脊柱の感触が徐々に…

ネックになっていたネック

スパイダーのワークの中で仙骨や尾骨の周囲の動きの感触がまた少しだけ変わってきたのを感じたのは先月末 それから暫くした今月初頭口をもう少し開いていけそうという感覚が生じゆっくりと、この顎のワークをしていたときに軽く、パキっという、でも不快では…

自然に身体がリードしてくれる感じ

本当は可愛いジュニアちゃんの動画にしたいのですがお顔出しはなかなか難しいので自前でお許しください(^-^;完成形は師匠の動画をどうぞ(笑) 私はまだまだもいいところですが(-_-;)あれこれ考えないで動くことの中でそれでも少しずつ少しずつ、自然に変わっ…

Beauty is the purgation of superfluities.

湘南のスタジオを見付けたのは先日、ふと思い立って七里ガ浜に行ったのがきっかけですがずっと、以前からあったはずで前に幾度か湘南エリアのスタジオを探したこともあったのにその時は見つけられませんでした。 幸い、希望していた日時も空いていてこういう…

ル・クレジオの描く、子どもの目から見た世界

今から8年ほど前に成城の小さな書店で買ったジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオの『アフリカのひと―父の肖像』を久しぶりに再読しています。 当時の日記にパッと眺めただけでも「身体」の描写がとても印象的だったからと記していますが(笑)久しぶりに…

代弁に期待していては変わらない

「どう思われるか」を怖れ不要であると感じながら不調になるのがわかっていながら与えられたことを続ける。 「門倉さん、言ってくださいよ。」という声も時折。 そう言っている自らのうちにどういうココロがあるのかにまず、きちんと向き合うのが「自立」へ…

「身体」と「踊る」が どのような助詞で結ばれているのか

先日、調布の先生とお話をしている際に舞台写真などの切り取られた一瞬でも何かが違うという感じ…意識して踊ったのでは決して表れてはこないようなものが確かにそこにあるという感じ…言葉では表せないような「表れたもの」についてお話がありました。 それは…

無心に這うことの中で育て続ける

這い続ける間に、ときどきふと、停まってどうこうしようと意識せずにスッとこの姿勢をとって左右の手のひらへの重さの流れ方肘や肩甲骨や脇の感覚を感じてみる。 左右差があれば、少しチューニング。 また無心に這い続ける。 そんなことを続けるうちに少しず…

いつもと違うが楽しい

いつもと違うことを、突発的にしたくなるこの頃(笑)今日は夜の和泉多摩川レッスンのBGMにこのアルバムを使いたくなり這うワークの際に流してみたらとてもいい感じでフィットしました。 Sacred Spirit: Chants And Dances Of The Native Americans よく運転中…

スパイダーに感じる原風景

その動き自体が心地よい。次第に無になっていく居心地は硯で墨を磨る時間のそれと同じだとよく感じる。 そういえば小学生のころ書くこと以上にその時間が好きだったのにある時から墨汁を使わされるようになってつまらないなと感じたのを思い出す。 ダンスと…

寄せては返す記憶

江ノ電が路面を走る腰越を過ぎて暫くするともうすぐ海が広がる今日の海はどんな色だろうかといつもワクワクする気持ち。 駅に降り立った時の潮の香り。 波打ち際に立っていると自分は動いていないのに動いている気がする足裏の感覚の不思議に気付いたのは多…

懐かしの海へ

今日は、和泉多摩川で「やる気のないライオン(笑)」修行。距離を測るのは諦めてとにかく這うことを続けまだまだ全然ナチュラルには届きませんが這い続けた後の「歩く」がとても新鮮な感覚で身体も軽やかでした。 Yasuko Kadokuraさん(@blissful_touch)がシェ…

アド

バラの園や旅「いつか行こう」と思っていたことを少しずつ実現しているこの頃ですが先日、この秋、横浜の関内ホールで催される狂言の舞台のチケットを購入しました。 鎌倉に暮らしている時分に能には少しだけ触れる機会がありましたが狂言の舞台はまだ観たこ…

ホッとするような居心地

身体や動きに対して自らこうしてはいけない、こうならねばという文脈で意識し続けてきた長い時間の中で深いところまで根付いてしまっていたものの残骸が根っこのところで働こうとするのを見付けては薄紙を剥がすように、少しずつ少しずつ解き放っていく。で…

括ろうとする本性

家族の反応からの徒然 昨夜、足の脱力のワークをしていたところに帰宅した長女が「それ、毎日やると良いらしいよ。」とおそらく、彼女が通っているヨガ教室で学んだエクササイズと同じものと認識して言いました。 身内でも、いえ身内だから余計にかもしれま…

絵に表れる身体感覚、自然との関わり

今日は「生物の進化に学ぶ乳幼児期の子育て 」から印象に残ったことです。 「人間には体があるではないか、頭から手足が出るのはおかしい」などと教わったり、「頭には髪の毛がある」などと言われて描いた子どもは、不思議と前頭葉の部分、つまり創造する人…

考えよ。語れ。行え。

お題「自分を励ます言葉」 励まされる言葉として思い出すのはやはり座右の書である、長田弘さんの『感受性の領分 』の中のこの言葉です。 「考えよ。語れ。行え。」3つの動詞を、じぶんがどれだけ新しく、ゆたかに生きられるかどうか。 長田弘『感受性の領…

アホなじぶんを生きる

メールの返信とブログを書くこと以外極力オフラインで過ごす数日、そんな隙間の中で、身体に向き合う時間が充実する。 オフライン開けに時折、覗く「散歩」がテーマのエッセイに楽しい記事が。 kangaeruhito.jp いったい何が楽しいのか、さっぱり得体が知れ…

見え方は大事だと、つくづく。

今朝、翻訳家の村井理子さんのエッセイを拝読してあゝ、こういうことあるよなぁ…と子育て中の我が身を思い出したりもしました(^^;) ココロの問題かと思ったらカラダの問題だった。言ってくれればよかったのに…と思ったら自分が聞き流していた。 でも、失敗に…

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