Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

3.Blissful Days

履き慣れた靴を脱いででも

見たことのない景色に出合う前にはいつも約束されたことなどなくても履き慣れた靴を脱いででも裸足で一歩を踏み出すような分岐点があったと思います。 昔、師から贈って戴いたアルバムの中の1曲を久しぶりに聴いている晩です。 明日が見えてしまうなら立ち止…

ギューッと握り締めたままより

ブランクは必ずしもマイナスではない。 それが主観だけでなく久しぶりのお稽古の際の「いったい何をしていたの?」という先生の興味津々な反応に表れていたというお話を伺った和泉多摩川レッスンのひと時でした。 月1のナチュラリゼーションのレッスンだけで…

右手のこわばり

今日は義妹が来ていて以前病院で診察も受け、CRP値も高く指を動かすリハビリも教えてもらってある程度は良くなったけれど朝起きた時に右手(特に親指・人差し指)を握れなかったり右手首が冷たくなったりするのだと諦めたように話していました。 セルフケア…

幼少期の記憶から徒然

ナチュラリゼーションを続けていると時々、ふと幼少期のことを思い出すことがあります。 私がまだ小学生になる前から母は自宅で小中学生を対象にした絵画教室を開いていました。そこに居て、お姉さんたちのやっていることを眺めたり卒園近くなった頃に1度だ…

くるくる、のち軽やか

和泉多摩川と江ノ島レッスンの火曜日。日没の時間もすっかり早くなっているのを刻々と移ろう海の眺めで実感します。 江ノ島クラスはバレエの方がお二人のレッスンで顎と手のワークの後寝返りの動きを見させて戴く中で今回はお二人とも股関節かな…と感じたの…

身に合うものを見出す力を

初めていらしたある中学生さんがインターネットを色々見て回るうちに混乱してしまったと言っていました。 確かにネットでも書店でも「~をしなさい」「~をしてはいけない」という情報やコピーの如何に多い事か。 けれども、それらひとつひとつの是非の前に…

生の単純さに立って

知りたがりの脳は今何をしているか、何をしようとしているかすぐに仕分けて安心しようとする。 ナチュラリゼーションを行っているとそんな側面に気付かれる大人の方がとても多いです。 生の単純さに立って生きることの困難 長田弘さんの言葉を思い出します。…

2次元と3次元の狭間

代々木のスペースから新宿駅へ向かう途中ちょっと違う通路を通ってみたらNEWoMan ART wallに入江早耶さんというアーティストさんの作品が展示されていました。二次元のイメージを消しゴムで消しその消しゴムのカスで立体作品に仕上げているそうです。 その部…

ガラリと変わるとき

身体のあちこちで感じていた予兆のようなものはあっても歩行のように半ば自動化されたような動きのパターンがガラリと変わるときというのはある時ふと訪れて勝手に運ばれていくかのような不思議さを伴うけれど暫くそれを観察し続けてその感覚が消えていかな…

ピノッキオの第3のカラダ

『ピノッキオの冒険』カルロ・コッローディ作の有名な童話もまた原作は政治的風刺を含んだものですがそれを、認知神経理論的視座から身体と精神、そして教育にフォーカスを向け解釈を試みたテクストがあります。 By Enrico Mazzanti (1852-1910) - http://ww…

自然は時間をかけて育てる

「それがもともと私のカラダだった。」子どもたちにはできればそんな感触でナチュラリゼーションという体験が何かくっきりとした境目なく、ゆっくりとその根っこに浸透していってくれることを願っています と、昨日ある方との対話の中でお話をしました。 確…

先月のまつじゅん先生のレッスンから2週間ほど。今週に入ってからは肘が更に軽く動く感触があるのとマウスを操作していてもコーヒーカップを口に運ぶのでも歩いている時も、あらゆる動作で微妙に肘の感覚が違ってとても新鮮です。 見た目的には余り変わって…

初々しさ

よく引用させて戴く長田弘さんと並んで好きな詩人は茨木のり子さん。 パリッと糊の効いたシャツの内に繊細なレースのインナーがあるような感性で美しきものを綴り出したこの詩「汲む」と「自分の感受性くらい」は特に好きな詩ですが昨夜、強まる雨音を聴きな…

The evening's the best part of the day.

カズオ・イシグロ氏がノーベル文学賞に選出されたとのニュースに 「日の名残り」(The Remains of the Day)のこの一節を思い出しました。 You've got to enjoy yourself. The evening's the best part of the day. You've done your day's work. Now you ca…

胸分ける

【胸分ける】 秋の深まりとともに、ハイハイをしていると ますらをの呼び立てしかばさ雄鹿の胸分け行かむ秋野萩原 という万葉集の歌を思い出したりもします。まだまだ鹿には遠く及びませんが(笑)「胸分ける」という言葉が何か、しっくりくるんですね。 【育…

いきいきしさ

大人になるほど1年が経つのがあっという間に感じられるものですが ナチュラリゼーションと重ねてみると確かに歩んできた1年だったと思えてきます。 そんなメッセージを戴きました。 歩んでいるという確かさ。私も、同じように感じています(^^) すっかり読書…

逃げなかった人の眼差し、そしてタッチ

今週のお題「読書の秋」に寄せて。 木下晋という画家を、私は知りませんでした。 正確には、「祈りの心」という本の表紙になった手を描いた作品を目にしたことはあったけれど。 ストーリーや言葉を超え何か圧倒的に語りかけてくるもの。「ハルばあちゃんの手…

世界で一冊の絵本

先日、知人の家に伺った際に幼稚園児のお孫さんがいらしていて何となくの流れでプチ・ナチュラリゼーションタイムになりました。 お絵描き道具もそこにあったので顎のワークをしながら、お魚が大きな口をあけている絵やオットセイのあくび?を描いたり手のワ…

ハルばあちゃんの手

和泉多摩川から江の島に向かう途中少し時間があったので本屋さんの児童書のコーナーに立ち寄った際この本に出合いました。 ハルばあちゃんの人生に貫かれた大切なものがとても細やかな鉛筆画で描かれた手を通じて語りかけてきます。 そこには、亡き祖母の面…

対なるものを結ぶ懸け橋

バレエに限らず何か既に学習している動きをその括りの中で(つまりバレエならバレエとして)動こうとするときもう動き出す前から既に動きは始まっているとずっと昔から感じてきてそれは、ただ歩くというような日常の中にもありそれら動きが始まる手前に働き…

【読書】三木成夫『生命とリズム』

シリーズ 人体 神秘の巨大ネットワーク 第1集 を見て、いわば「脳に臓器が従う」というような常識が覆るような最近の知見の一片に触れつつも「こころは内臓にこそある」と説いた三木成夫氏の言葉のあれこれを思い出したりもしました。 そんな余韻で、今夜の…

Arm

無造作に差し出した先週水曜日の腕と今日の腕。 ワークを続ける中で肘や肩が更に軽くなるのを感じながら何気なく腕を動かした時ですら何かその軌道の感触が微妙に違ったり私の肘の表情って、こんなだったっけ?と新鮮な思いに包まれます。 左)9/27 右)10/2…

波に挑む少年

9月最後の江の島。 この時期の海が一番好きなのは程よくひんやりした水温と爽やかな風、柔らかな光の中波打ち際の砂浜のビロードのような感触が足裏にとてもやさしく心地よい地球とのコンタクトの実感を与えてくれるからなのだろうと思います。 江ノ島から鵠…

時間感覚

先日、ほぼ日の「今日のダーリン」で糸井重里さんが 情報を加工したものが商品だとして考えたら、つくったそばから消費されていくという速度 だと、現代の「時間感覚」について綴っていらっしゃいました。 それは、その時代の時間感覚が モノをつくってから…

手を眺めながら

まだまだな「手」でも、1年前と比べると素直な表情になってきたなぁと感じながらもむしろ、その「素直」という言葉が浮かんだことによって昔の手は、各関節が好き勝手に向きたい方を向いて邪魔しあっているような協調性の悪さが表れてひねくれた手に見えるん…

共通し変わらないこと

幼子の写真に惹かれまた、フレーベルの名に少し思うところあって和泉多摩川レッスンの帰りに玉川大学の購買部に立ち寄ってみました。 思った通り、教育関係の本は面白そうなものが多くこの本もあり、ページを開いてああ、そうか。紙飛行機を飛ばした後の笑顔…

引き続き、手

この週末は私自身のナチュラリゼーション修行で手のアーチを育むワークもまつじゅん先生がバリエーションを加えて導いて下さったおかげでその時間の中でまた少し変化が生じているのがそのワークの後にずり這いをした際の肘の骨の床への当たり具合が違うこと…

言葉が生まれたときのように

先日の映画『Babies』に言葉を発し始めたころの赤ちゃんたちの様子が映しだされていました。 モンゴルの赤ちゃんが「ママ、ママ」と発しながらその顔に浮かぶ何かが開通したような嬉々とした表情を見ながらそれは遠い日の記憶とかではなく何かごく最近の自分…

収穫

3本指のワークはまだまだ全然ダメですが(-_-;)にもかかわらず、私の中では収穫がとても多かったこの1か月です。 以前、四肢の土台としての肩甲骨と骨盤という表現をしましたが それが概念としてではなくああ、この角とこの角は連動するなぁ…というような動き…

身に合う

時々、こんな風に突っ立って手のワークをしながら全身を感じていることがあります。片手だったりすると傍目には、”お控えなすって”のポーズでもとってるのか?という感じかもしれませんが(笑)地味~に動き続けています。 例えば、その中で感じた働きが甘いと…

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