Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

海を見ながら感じるカラダ

土曜日の江の島のレッスンでは
まず、鏡ではなく海の方を向いて
今のカラダを感じて戴くことからスタート。

表現はそれぞれだったりしますが
例えば、一方の肩にだけ「厚みを感じる」など
視覚の手掛かりなしに感じるカラダを味わうことから
気付いていくことも色々あったりしますし
特にバレエなど、日ごろ鏡のある環境でレッスンしていたり
ダンス経験が長い方だったりすると
鏡を前にした途端に無意識のうちにも
「修正」してしまうような面が
少なからずあるように思うので
せっかくの眺望も楽しみつつ(笑)
その時のカラダをそのまま感じることから始めました。

f:id:blissfultouch:20170729175855j:plain

そのまま、窓の方を向いて顎のワーク
そして、手のワーク。
「肩の厚み」の感覚の左右差を感じていた方は
肘のワークの際の肘の軌道や
人差し指の軸をよく感じながらワークしていくと
その状態がみるみる変わっていくのが
後ろから見ていてもわかります。

シンプルな動きですが
その動かし方によって生じてくる結果も
変わってくるという事をお感じ戴けたのではないかと思います。

f:id:blissfultouch:20170729175920j:plain

感じ方は色々だと思いますが
例えば私は手のアーチのワーク等をしていると
わきの下(Armpit)の感覚も豊かになってくるように感じて
私にはそれもひとつの「アーチ」感覚として
動きのガイドとなってくれています。

そして、そんな風に感じるポイントのバリエーションが
ダンスではない動きの中で広がっていくにつれ
ダンスの中で感じるカラダの密度も
豊かになっていくのです。

 

来月の江の島レッスンは夕暮れの時間帯が2日🌇
8/8(火)16:00-17:30(小ホール)
8/25(金)11:00-12:30(小ホール)
8/26(土)16:15-17:45(小ホール)です。

 

www.blissfultouch.info

夏全開

平日の昼間も人が多く、
ビーチや水族館周辺も子どもたちもたくさんいて
夏全開といった感の江の島です。

小田急線に乗って藤沢に近付くと、
もう、空の眺めからも海の気配を感じ
何度通っても、懐かしさと小さなワクワク感が広がるのが不思議。

f:id:blissfultouch:20170728221740j:plain

今日は手のワークをじっくり。
それから寝返りもしてみてから
また手のターンアウトのワークをしてといった感じで
あっという間に時間が過ぎていきました。

f:id:blissfultouch:20170728221801j:plain

海が見えるところに住みたい(笑)

 

江の島に行った時は
その後小一時間位、波打ち際を裸足で歩くのも楽しみです(^^)
今日みたいに顎、手、寝返りまでをしっかりやっただけでも
歩く感覚はずいぶん変わるのです。
ただ、この季節は波打ち際に到達するまでの砂浜は
メチャメチャ熱いのでビーチサンダルを購入(笑)
これがあると、帰りも駅まで着くころには足も乾いて砂も落ち
江の島駅はホームに足を洗うための水道もあるので
そこで足を綺麗にして電車に乗れます。

f:id:blissfultouch:20170728221825j:plain

f:id:blissfultouch:20170728221851j:plain

ビーチサンダルを購入した雑貨店で
「タイが好きなんですか?」と店長さん。
えっ?なぜ?と不思議に思ったら、
タイ文字イニシャルのペンダントをしてるからと(笑)

年に何度もバンコク、チェンマイ、プーケットに仕入れに行くという
店長さんと、暫しお喋りも楽しみました。

f:id:blissfultouch:20170728234352j:plain

f:id:blissfultouch:20170728221927j:plain

波打ち際にはトンボが飛んでいました。

明日も江の島です(^^)

www.blissfultouch.info

呑み込み

いわゆる、「呑み込みの良さ」が
評価されるようなことはよくありますが
子どもたちの育っていくプロセスを見ていると
それが、必ずしも良いとは限らないなと
感じたりもしています。

余り咀嚼せずにするっと呑み込めてしまうと
そこにもっとあったかもしれない味わいや舌触りに
気付くこともないまま通り過ぎてしまうような傾向も
やはり、あるように思うのです。

傍目には少し不器用に思われるようでも
その咀嚼にかけた時間が
消化、吸収を助けるかのように
血となり肉となっていく
そんな伸び方をしていく子もいます。

f:id:blissfultouch:20170727174454j:plain

f:id:blissfultouch:20170727174543j:plain

暮らしの中で

レッスンの時だけでなく
日常の中のちょっとした所作や時間にも
カラダと対話するチャンスはあるんだよと
子どもたちに時々話します。

例えば電車のつり革につかまるこんな時
その持ち方で
立つ感覚はどう変わるだろうか?

f:id:blissfultouch:20170727000113j:plain
下北沢レッスンの帰り道、地味~に手と対話(笑)

ワークをワークとしてやるだけでなく
普段の暮らしの中で試してみる
自分で問いを立ててみる。

そんなことからも
自分にとって、もっと気持ちよい動きや
楽な動きが見出せるかもしれません。

f:id:blissfultouch:20170727002316j:plain

朝からずっと、あちこち移動していた水曜日
アカデミーのレッスンを終えて居心地の良い空間で一休み。

さて、今日も子どもたちとレッスンです(^^)

www.blissfultouch.info

自然にゆっくりと

出張講座や個人セッションで
ナチュラリゼーションを長く続けて下さっている
皆さんがいらして
その周囲の方々が取り組みたいと思って下さる…
今週はジュニアの方も、大人の方も
そんな感じで広がる新たな出会いの多い週です。

今日の和泉多摩川レッスンは
新たに講座に参加ご希望の方の初めてのレッスン。
講座の方は、もう1年近く継続しているので
暫くはパーソナルと並行しながら
グループレッスンにご参加戴くことになりました。


その自然にゆっくりと広まっていく感じを
とても嬉しく思っています。

 

 

ヒーリング・ボサノバ 森カフェ~リラックス  

 

今日からレッスン中にかけはじめたのが
佐藤正美さんの2枚のアルバム。
とても柔らかいギターの音色に惹かれて購入したので
佐藤氏については何も知らなかったのですが
先ほどHPを拝見したら、氏のこのような言葉が遺されていました。

自然保護を声高に訴えることより、
見て、感じた、地球の美しさを曲にすることが、
僕らしいやり方なんじゃないかな。(佐藤正美)

そのような想いが確かに感じられ
今週末の江の島レッスンにもフィットしてくれそうです。

f:id:blissfultouch:20170725200715j:plain

もう、紫陽花も終わりかな…と思っていたら
バトンタッチするように
美しく咲いているミナヅキ(ピラミッドアジサイ)に出合いました。
僅かにクリームがかった白い花弁が集まる姿は
清楚、でも華やかさもあって素敵です(^^)

 

地図を持たない旅

このところ余り本を読まなかったけれど
読みかけになっていたこの本を
昨日の電車の中で読了しました。

世界は分けてもわからない (講談社現代新書)

この福岡伸一氏の
「エッジエフェクト(界面作用)」という対談集もあるけれど
福岡氏の綴る世界そのものが
科学と情緒の界面にあるような感じで
その理と情のバランス感覚に学ぶところの多い一冊です。

印象に残ったのが
「ES細胞とガン細胞」の章の中の
マップラバー(map lover)とマップヘイター(map hater)の件。

 

 実は、マップヘイターが採用しているこの分散的な行動原理は、全体像をあらかじめ知った上でないと自分を定位できず行動もできないマップラバーのそれに比べて、生物学的に見てとても重要な原理なのである。そして、私たちの身体が六十兆個の細胞からなっていることを考えるとき、それぞれの細胞が行っているふるまい方はまさにこういうことなのである。鳥瞰的な全体像を知るマップラバーはどこにもいない。細胞はそれぞれ究極的なマップヘイターなのだ。

福岡伸一 著/世界は分けてもわからない (講談社現代新書)

そして、本の最後はこう結ばれています。

世界は分けないことにはわからない。しかし、世界は分けてもわからないのである。


私たちは多分、おとなになるほど、
マップラバー的に全体像を知ったうえで
自分の位置を定め、進むのに何が必要かを
分けて知ろうとしたり、ものごとを捉えようとする。
文字通り「分かろう」とする。
それはもちろん必要な事ではあるけれど
マップヘイター的にしか構築されて行かない世界や
局面もあるように思うのです。

地図を持った旅も良い
でも、地図を持たない旅も良い。
私は今、後者の旅を楽しんでいるように感じます。

f:id:blissfultouch:20170723203425j:plain

あちこちに夏祭りの風情