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Blissful Touch ―ダンスをもっと美しく、もっとナチュラルに。

ダンサーのためのコンディショニング・サロン「ブリスフル・タッチ」公式ブログ。ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを分析し発展させた運動プログラム「ナチュラリゼーション」を中心に、ダンサーの皆様と地域の皆様の美しく健やかな身体づくりをサポートしています。

裸足のちからー世の中、便利になるほど、モノも高機能になり その本来の機能をモノに奪われていく。

日常的にVibram Five Fingersを履いて出歩くようになって暫く経ちますが
特に舗装されていない道を歩くと
それまで、ダンスの中で感じていた足裏の感覚なんて
どれだけのものだったのだろうとつくづく思います。

短い時間でも、勿論いろいろ感じるところはありますが
やはり、ある程度継続して履き続けていると
地面とのコンタクトの取り方すら変わってきますし
ランダムな凹凸や勾配のある山道などを歩いた際の
歩くほどに足が、身体がチューニングされていく感覚
疲れを知らないような身体の軽さを覚える感覚
実際に経験してみないと理解しがたいものかもしれません。

裸足ではないミニマルシューズですらそうなのですから
裸足のちからって、やはりすごいと思います。

 

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四足歩行ではなくなった私たちが
立ったり、移動したりする際に
唯一、大地に触れているのは足だけなのに
その足ですら
すごく薄くしか足元を感じられていなかったのだと
実感するのです。

 

https://www.instagram.com/p/BMiOGEQDrwP/

 

足裏、特に趾の付け根、拇趾、踵には、
感覚受容器(メカノレセプター)が集中していて
それがバランスをとることにも大きく貢献していますが
舗装された道を、硬い靴に押し込められて歩く現代では
やはり、その感度も鈍りがち。

 

 

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ダンスのための足の使い方を学ぶことも大事だけれど
それ以前に取り戻すべきことがあることを
実際に裸足や、Vibramのようなシューズで歩いてみると
じぶんの足が教えてくれます。

 

世の中、便利になるほど、モノも高機能になり
その本来の機能をモノに奪われていく。
機能を補うではなく、機能を邪魔しない視点
大事だと思います😊

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naturalization-world.com

ナチュラリゼーションについて(動画まとめ的に)

ブログをHatenaに移してから、
初めて訪れて下さる方もいらっしゃるので
私がお伝えしている「ナチュラリゼーション」について
動画まとめ的に(笑)ざっくりとご紹介させて戴きますね。

 

Naturalization

 ― 人間は本来もっと自由に、痛み無く、美しく、速く、強く動けるはずだ。

 

ナチュラリゼーションは赤ちゃんの頃にやり残したこと、

充分な時間をかけられずに立って歩き始めてしまったことで

獲得できなかったヒト本来の自然で美しい動きを取り戻すための
ヒトが0歳児の時に行う原始的運動メニューを
分析し発展させた運動プログラムです。

 

①おぎゃーと泣く→あごのワーク

②手足をバタバタさせる→手足の脱力のワーク

③手をしっかり開く、握る→手のワーク

(私たちの手は酷使されたり、限られた動きしかしないことで、硬くなったり、機能低下していたりします。)

 

という感じで、
主に上半身の機能とその調和を育むところからスタートし
赤ちゃんの発達のプロセス同様の順序性に沿いながら

同じくらいの時間(約1年)をかけて

寝返り、ずり這い、ハイハイ等赤ちゃんの時に行う動きを段階的に行ったり
ターンアウト(股関節を開く)ためのワークや
ダイナミックアーチ※で動くためのワークを行っていきます。

参考:http://www1.odn.ne.jp/matsujun/dynamicarch.pdf

 

私は主に女性のダンサーの方を対象に
ナチュラリゼーションをお伝えしていますが
アスリートの方はもちろん
小さなお子さんの身体づくり
スポーツ等をなさっていない一般の方の健康増進
スタイルアップ等美容面にも
様々に役立てて戴けるプログラムだと思います。

 

★通信教育もあります。

 

●ナチュラリゼーションについて



カラダが硬いのは口や手にもその原因があるかもしれません。



ハイハイも極めていくと…



寝返りの中にも表れる動きの癖、あるいは美しさ


意外とできない「力を抜いて動かすこと」


じぶんにとって脚を動かすとはどういうことか


股関節の動きを感じる


ダイナミックアーチを感じる

 

ケニアのランナーもナチュラリゼーション


Dynamic Arch in Kenya.

 

 

 

ナチュラリゼーション公式サイト

 

開発者ホームページ


 

制約が加わることで 生まれてくる動き

こちらの記事を読んだのがきっかけで、
今日はクライアントさんと
制約が加わることで生まれる動きについて
あれこれお喋りをしたりしました。

 

paper.artscouncil-tokyo.jp

ダンスのための衣裳と言えば
動きやすい事、表現に制約を与えないものと
その世界の中にいると
ダンスやダンサー中心に
つい、当たり前のように考えてしまう。

 

でも、その制約が加わることで
生まれてくる動きがある。
あえて、制約を加え
衣裳から作品の創造が始まるというプロセスもある。

もちろん、それを成し得るだけの
ダンサーの身体性や、コリオグラファーの創造性の豊かさが
あればこそだと思いますが
アタマはやわらかくしとかなきゃ…ですね(^^;)

 

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こちはファニー・エルスラー (Fanny Elssler)
1800年代のバレリーナです。

私個人的には
バレエの身体操作も、ももともとは
その前身となるバロ(Ballo)やバレ(Ballet)が生まれた時代の
衣裳の制約がある中でその礎が築かれてきたものだと思っていますし
ポアントシューズが生まれて
つま先立ちで踊るということも
ある意味では制約が加わることで
実現した表現なのではないかと思うのです。

それが生まれた背景を思うとき
脇を保つということと
その中で手足を自由に動かすという事の意味にも
少し違う角度からの理解も生じてくるのではないでしょうか。

そして、余り舞台経験のない時に
普段レオタードなど
動きを妨げないウェアを着て練習していたものが
それより伸縮性の無い、
場合によっては重い衣裳になった時戸惑うように
動きも呼吸の仕方も
何故それが求められるのかというところと
結びついてきたりもするのです。

 

 

naturalization-world.com

成長したがっていたじぶんの芽が ようやく地表に現れた時

昨日、たまたま目にしたブログに
言い得て妙だなと感じる記事がありました。

 

F太(@fta7) - 師を選ぶときに気をつけたいこと - Powered by LINE

特に、最後の方のこの言葉には
私自身のこれまでを振り返っても
何か、人生が大きく動くときには
必ずそういう縁が訪れたことと重なりながら
印象に残りました。

自分自身で考え、試行錯誤してきた結果を、ものの見事に破壊してくれて、その上でより洗練された知識体系に再構築させてくれる。

自分自身がこれまで自力で作り上げてきたものを、外側からではなく、内側から破壊、再構築するのを手伝ってくれる、業界や師を選ぼう。

そして、それもフッと訪れたというよりは

それは1年とか2年とか、遠巻きに長く見続けてきた相手ならなお良い。

というように、何らかのかたちで
少し遠くから、その人の言葉に、考え方に
触れ続ける時間があったように思います。

 

つまり、そこで注目している時点で
じぶんの中では既に何かが生じ始めていて
でも、それまで積み上げてきたものや
それに連なる縁や、その世界の価値観の中で縛られながら
感じ続けてきた「何かが違う」という違和感が臨界に達し
それで嫌われても、損しても構わないと
それまで自分を守っていたかのような殻を
自ら壊し、脱ぎ捨てていくような時に
成長というものは訪れるということであり
その、準備が整ったときに
師との出会いは訪れるものなのだろうと思います。

 

だから、人生の中である種の破壊神(笑)が訪れたなと感じる時
それは、成長したがっていたじぶんの芽が
ようやく地表に現れた時なんだと感じています。

 

壊していくことって、壊し始める前は怖いんです。
でも、壊してみると
むしろ、それまでの殻に自分を閉じ込めておくことの方が
もっと怖かったと思う。
そんなものだったりします(^^)

https://www.instagram.com/p/BRnNbG_hTTP/

 凍返る空と梢の花たちを見上げながら
移ろいの季節の協奏曲を聴いているような感覚を覚えます。

 

 

 

 

股関節くるくる

上)最初の動き
下)模索中(笑)

こんなシンプルな動きから
なぜ、反り腰さんになってしまうか
なぜ、腿の使いたくないところを使ってしまうか
なぜ、脚がムクムクしてしまうか
なぜ、カマ足になってしまうか
あるいは、なぜ腰や股関節が痛くなるのか…
悩みはそれぞれですが
それにつながる色々なコトに気付いていけます。
同時に、そうならない調和も
少しずつ育まれながら😊

 

検索すれば、ヒントが出てくる。
どこかに行けば、教えてくれる。
でも、簡単に答えを見付けてしまうと
答えに行く着くまでの道筋を
拓く力が育ちません。

赤ちゃん時代を辿りなおす旅だから
先に知ったことに自分を合わせていくのとは
違うやり方でじぶんの答えに出合っていきます。

動きを学ぶだけでなく学び方も学んでいる
それが、ナチュラリゼーションのプロセスなのです。

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www.blissfultouch.info

週末のご予約について

継続して取り組まれている方のご予約を優先するために
オンライン予約システムからのご予約は21日前からとなっております。
 
学生の方やお勤めの方が多いので
特に週末に関しましては、どうしてもご予約が集中し
また出張講座等でサロンでの個人セッションを行えない日もありますので
4月は
2日、9日、16日の日曜日終日がご予約済み
23日(日)の午前が仮予約中
8日(土)の午前が既にご予約済みとなっております。
 
ご新規の方で週末のセッションをご希望の場合は
お早めにメールフォームからお問合せ下さい。
 

あなた、全くそこ(の働く感覚)が無かったのね

この日曜日は調布のバレエ教室での5回目の講座でしたが
スタートから半年弱でも、まだ顎、手のワークを中心に
ターンアウトのためのワークやずり這いに取り組んで戴いています。

個人差もありますが
それだけ、この上半身の調和を育むフェーズに
まだまだやっておくべきことが残っているということなんですね。

レッスン後、先生とお話をしている際に
バレエの動きの中では
アームスと同時に脇を保つような事ができているようでも
違う動きになった時に
「あなた、全くそこ(の働く感覚)が無かったのね」
先生も驚くようなこともあったと仰っていらして
それは、
バレエとして、意識して使っているときはセットで働いていても
それがその人のナチュラルなつながりにはなっていなかった
ということなのではないかと思います。

前々回は、短い距離だけ行って戴いた
脚を使わないずり這いも
今回はスタジオのスペースの長辺を使って
往復していただきました。


中にはケロッとできてしまう方もいましたが
多くは、復路に差し掛かったあたりで既にヘトヘトの感(笑)

その「ヘトヘトのところを恐縮ですが、次は脚を使ったずり這いで往復~!」と
更に這う動きを要求させて戴きました(^^;) 

脚が使えることで、どれだけ移動が楽になるか
という実感もあったと思いますし
逆に言えば、
ふだんどれだけ脚に頼った移動の動きになっているか
ということもそこから見えてきます。

そして、そんな風にヘトヘトになるくらいまで動き続けると
もはや身体をどう使うかなど意識していられなく
「ひたすら動き続ける」になってくる。
身体は既にヘトヘトだから
それでも目的地までたどり着くために
自ずとより楽な動きを身体は求める。

そんな時なんですね、より自然に調和した動きがフッと表れるのは。

鍛えてもらおうと思ったわけではなく(笑)
「意識しないように意識する」ではない
本当に意識の働きをキャンセルした状態で動くということを
今回は体験、実感して戴きたかったのです。

 

それがこの日最後のメニューだったのですが
レッスンが終わってからも暫く
ポケーッと放心状態で座り込んでいるような方も多くいらして(笑)
いつもバレエの中でも色々考え過ぎてしまう傾向がある方が
「なんだか、立ち上がれません~(笑)」と仰いつつも
アタマを空っぽにして動いた後の余韻を感じるようにしていらした姿が
とても印象的でした(^^)

当初は5月上旬の発表会までということでご依頼戴いていた講座ですが
まだまだ取り組んでいく必要があるとお感じ戴けたようで
発表会後も継続して講座を開催させて戴くようなお話にもなりました。

体験する前は1年というと長いようにも感じられるかもしれませんが
いざ取り組んでみると、決して長くなく最低限必要な時間だということが
わかるということの、それはひとつの表れなのだと思います。

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最後に、この茂木先生の仰っていらっしゃることが
ナチュラリゼーションにとても通じるところがあるので
あわせてシェアさせて戴きます(^^)

 

 

naturalization-world.com

 

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